2016年03月14日

役について

▼「役が人を作る」という言葉がある。これは能力や経験が少ない人でも、立場や役職が変われば(上がれば、重たくなれば)その人自身もその立場や役職に相応しくなるという意味だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼これは間違いないと思う。中には立場や役が変わろうと全く変わらない無責任・無関心な例外もいるが、普通の人は自分に責任を負わされば、必然的にその責任を全うしようとする(全うできるかどうか別として)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼でも逆を言えば、立場や役が変わらないと自分から責任を果たそうとしないということでもある。これもある意味、無責任・無関心と大して変わらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼責任者にとっては、立場や役がどうであれ、自らも責任感を持って積極的に関わってくれる協力者・メンバーこそが有難いし、彼らこそ、評価されるべき責任者に相応しい人間だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼会社でも組織・団体でもそうだけど、この責任ある役を務めることは、確かに時間や労力、負担が増えると思うし、他のメンバーに比べると、決して楽ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼しかし、役を務めることで、本人にとってたくさんの学びや気付きがあるだろうし、必ず自己の成長につながると思う。また関わってくれた人たちとの絆も深まるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼うちは中小企業なので少ない人数で仕事をこなさなければならないので、社員一人ひとりが責任者だ。工事現場ではうちの会社を代表して現場代理人として現場を取り仕切らなければならないし、営業先では、うちの会社を代表して交渉・値決め・契約をするわけだから、みんな一人ひとり責任重大だ(プレッシャーをかけるわけではない・・・笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼でも、私が思うには、冒頭の「役が人を作る」という言葉通り、責任の重さ、立場の高さが、その人の仕事の精度やスピード、処理能力を高めている。まさしく、私の好きな言葉の一つ「'少数精鋭’とは精鋭を少数集めることではなく、少数が精鋭になっていくことだ」ということ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼いつまでも、その他大勢の中に居てはダメだ。「責任ある立場・役」が自分を成長させてくれ、その他大勢の中から這い出ることが出来る。どこかの著名な大学の先生の講演会で聞いたのは、このその他大勢の中から這い出ることが出来るのは8%とのこと(この基準、定義も説明させれていたが忘れた・・・苦笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼うちでは来月から昇格・昇給・異動があるが、どんな立場になろうが、みんなのことは全て自分のことのように思って積極的に関わって欲しいと思う。私たちは大きい会社よりカッコいい会社を目指す小数精鋭なのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓先日、開催された私が会長を務める福山商工会議所青年部の新旧役員会の合同会議が始まるところ。左側が次年度役員、右側が本年度役員。昨年の今頃は私が 左側にいたのだ。あっという間。

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↓本年度役員にとっては最後の役員会となるので記念撮影。とても感慨深いものがあった。私の向かって右隣に座っているのが約1年半、私の女房役として重たい役を務めてくれた北村運営専務。フェイスブックでは私が一番多く一緒にタグ付けされた人物(笑)。私の中ではうちの社員や家族を除き一番一緒にいた時間が長かったと思う(笑)。

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↓会議の後の懇親会では本年度役員の一人ひとりに、今までの労いとお詫びにお酌をして回った(苦笑)。本当に役員の皆さんにはお世話になった。今年度の福山YEGは私のわがままで今までで一番事業が多かったので、みんなにはかなり大きな負担をかけてしまった。 本当に心から感謝している。

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