2016年03月24日

知らないことがリスクであって危険なことがリスクではないことについて

▼よく「リスクが高い」とか「リスクを負う」とか言うが、リスク(risk)を直訳すれば「危険」となるが、でも「danger」とは全く意味が違うと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼リスクとは知らないことがリスクであり、可能性が低いことがリスクなのだ。危険を冒すこととリスクを負うことは全く意味が違うと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼昨年、ファイナンスの授業で先生に仰ってた言葉。

 

「高層ビルから飛び降りることにリスクはあるか?その答えはリスクはゼロだ。100%死ぬことが分かっているから。投資することにリスクはあるか?それは相手を知れば知るほどリスクは減る。リスクとはdangerではなくて‘不確定要素’ということ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼つまり、知れば知るほどリスクは減り、学べば学ぶほどリスクはなくなる。だから同じ事象や案件であってもその人によってリスクの高さは変わる。リスクと学習量は反比例するということ。リスクが高いとは不確定要素が高いということ。だから危険と分かって冒険することはリスクがあるとは言わない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼新しいことを始めるということは、そのことについて何が危険なのか分かれば、それを回避したり予防したり対策を考えて、危険を承知で始めることにリスクはない。全く調べず、学ばず、知らずに始めることがリスクだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼常日頃の勉強や検証・改善も、このリスクを減らす作業に他ならない。危険なことがリスクではなく、何がどれだけ危険か知らないことがリスクなのだ。だから傍から見て、ある人がしていることが危なっかしく見えても、ご本人からすると知り尽くしているから全く危なくない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼勇気とは知ること、学ぶことだということがよく分かる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓昨日、私が一年間、福山YEGの会長を務めている間、ずっと黒子に徹して支えてくれた運営専務と運営専務補佐を労おうと誘った食事会だったが、逆に、私と運営専務が3人の運営専務補佐からサプライズで労ってくれた。びっくりした。とても嬉しかった。

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↓よく見たらケーキには、うちと北村運営専務の会社のロゴマークがそれぞれ入っている。

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↓このケーキを作ってくれたのは福山YEGの先々代(4代目)会長の工藤さん。この三人の運営専務補佐を表しているイチゴに、芸と気配りの細かさが。

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↓約一年半、常にそばで支えてくれた北村運営専務に改めて心からありがとうと言いたい。この運営専務にこの運営専務補佐あり。この日も北村運営専務は休みにも関わらず付き合ってくれていた。

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