▼夢を見るだけなら誰でも寝てても見れる。夢は見てるだけでは叶えられない。夢を叶えるためにはまず、夢を書かないといけない。なんでもいいからとりあえずノートでも手帳でもコピー用紙でもいいので、夢を可視化すること。

▼夢を見る人はたくさんいるが、夢を書いている人は意外と少ない。夢を叶えている人のほとんどは夢を書いている人たちだと思う。

▼私もまだ夢を叶えているわけではないが、19歳の時に自分の夢を一枚のB5用紙に書いた。その紙は今でも残っているし、A3サイズに拡大コピーして額に入れて会社に掛けてある。

▼夢を紙に書いてからというもの、夢を叶えるための行動が加速したような気がする。ちなみに19歳の時に書いた夢の計画の最終目標は下記の通り。

【1998年に‘日本中央株式会社’が不動産業、運輸業、観光業、そして建設業を基礎とする世界中心的な大企業へと飛躍する】

▼当時19歳の時に設立を考えていた会社名は「日本の中心的な会社にしたい」という思いから‘日本中央’という社名を考えていたが、いざ創立する21歳の時には厳しい環境だったことから気が変わって「金もコネも担保も何もないが幸運にだけは恵まれるように」という思いからGood Luck(幸運)のLuckに複数形のSをつけて‘Lucks’（ラックス）と名付けた。

▼このように私に夢を叶えることの可能性やロマンを教えてくれたのが「成功哲学（ナポレオン・ヒル著）※原書名は‘Think and grow rich’」という本。その中で私が感銘を受けたのはこの話。

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年老いた田舎の医者がある薬局の裏口からひっそり入ってきて、古めかしい大きなやかんと、中身をかき混ぜる木の棒を若い店員の青年に渡した。青年は内ポケットから青年の全財産である500ドルを取り出して医者に手渡した。その医者はある公式を書いたメモを青年に渡してそそくさと去って行った。医者はそのメモが500ドルで売れて大喜びであったが、医者にとってはそのメモは何の価値も無かったのだ。しかし、その青年は全財産をはたいてとてもつもなく大きなチャンスをつかんだのだ。

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▼この時点で二人とも、この夢のやかんから、アラジンのランプでもおよびもつかないほどの黄金を生み出してくれるとは夢にも思っていなかったのだ。でもそれはたとえ僅かであっても青年の全財産である500ドルの投資が生み出したものだ。青年の夢を叶えたいという一途な思いがその一世一代の行動に駆り立てたのだ。

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現在では、そのやかんの中味を売ることによって世界中の何百万人もの人々に莫大な給料を支払い続けている。やかんの中味は莫大な砂糖を消費している。つまりさとうきびの栽培や砂糖の精製や販売に従事している世界中の何千人もの人々に仕事を与えている。また、この古いやかんの中味は年間何千万本の瓶や缶を消費しているので世界中のガラス工業や金属業に携わる多くの人々の生活を支えている。（中略）もし、この古めかしいやかんに言葉が話せたら、世界中のことばでスリルに満ちた冒険談を話してくれるだろう。

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▼医者が青年に渡したメモとは、このやかんの中味を作るための公式（レシピ）が書かれてあったものだ。このメモとは100年以上たった現在でもトップシークレットとされている。夢はまだまだ続いているのだ。

▼私はこの話に感動し感化され、夢を書くことを知り、行動することの大切さに気付かされた。そのやかんの中味は私も大好物で最近では「ZERO」を飲んでいる（苦笑）。この度の訪米でこの会社に伺うことが出来てとても嬉しい。

↓やかんの中味を作っている会社のミュージアム

↓コカ・コーラの配合は現在でもトップシークレット

↓歴史がある

↓いろんなコーラがある

↓世界中の自販機

↓日本のものもあった。

↓正面玄関。来て良かった。