2017年11月21日

仕事について

▼先日、倉敷で開催された外国人留学生との情報交換会に参加した。いろんな国の留学生も参加しており、彼らが来日した動機や希望、夢を想像すると、その勇気と情熱に感心するのと是非頑張ってほしいと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼彼らは実習研修生とは違い短期間の就労が目的ではなく長期的な在住・就労を希望しており日本に好意的な人達ばかりで、言語も技術も思考も文化も日本に馴染もうとされている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼従って外国人労働者だから低賃金で雇用しようというような偏見は払拭しなくてはらないし、あくまで同じ国際人として対等の立場だし、今後、少子高齢化で確実に労働人口も減り続け、その上に働き方改革で働く人の労働時間も減ってアウトプットの減少が危ぶまれる中、それらを解消するのはまさしく彼らに違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼これから彼らのように前向きでアグレッシブな外国人社員が増え、且つAIが発達・普及すれば、既存の日本人社員の職場や立場、機会もどんどん減ってしまい、彼らと競合する時代もそう遠くなさそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼また超高齢化によって、高齢者の再雇用、再就職も増加している。これから生まれてくる子たちは100歳まで生きると言われているので、定年もさらに延びると思われるが、労働人口が減る中、長く働ける人が増えるということはとてもいいことだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



▼先日の日曜日に東京営業所で二人続けて面接したが、そのうちの一人は70歳の方で、一級建築士、一級建築施工管理技士、一級土木施工管理技士、宅建取引士、測量士補、二級造園施工管理技士など多数の資格とCADや耐震診断、画像処理、エクセルの回帰分析・DCF法分析などたくさんのスキルをお持ちの方だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼その方は生涯現役を謳われており、自分のスキルを落としたくないし、少しでもスキルが役に立てればというのが我が社への志望動機だった。短時間の面談だったが、その気概には感心させられたし、本当に仕事が好きなんだとお見受けした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼私も今回入院して改めて思ったことは、私も本当に仕事が好きだし、仕事を愛している。だから仕事を愛する人と一緒に仕事がしたいと思うし、仕事がよく出来る人に魅力を感じるのは当然だ。だから仕事が嫌い、もしくは仕方なく仕事をする人とはうまくいくはずがない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼うちの社員のみんなは、仕事が好きで仕事を愛していると思ってるし、今後も仕事を愛する人を仲間に増やしていきたいと強く思った東京での面接だった。だからなおさら最近の安易で軽薄な働き方改革の風潮に対して、より一層違和感を感じた。数年経ってからでは取替えしがつかないことになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓昨日の日経新聞。ビジネス的には最近の風潮だとアリだと思うが、借りてまで見栄を張りたいのかと人間性を疑ってしまう。しっかり働いて稼いで買えばいいのにと思う。

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