2017年12月31日

今年一年を振り返って

▼私は基本、経営者には公私の区別は無いと思っている。公私混同と言えばそれまでだが、経営者が公私を区別すれば膨大な時間外労働ということになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼そんな私も今年は公私それぞれに生まれて初めての出来事ばかりだった。

 

【公】

・創業以来初の定年退職者の送出し(16年間無遅刻無欠勤・最速出社の総務室長)

・過去最高の増収増益

・ラックス史上最大の大型物件受注・完工

・IPO準備キックオフ

 

【私】

・骨折(右足首)※これは悪いことは今年のうちにと私の右足首が私を含めて周りの人達の代わりに犠牲になってくれたんだと自分勝手に肯定している。だから私の周りの人は来年は怪我しないと思う(笑)

・入院(楠本病院さんにお世話になった。途中から退院したくなくなるほど居心地が良かった)

・渡米(ワシントン・アトランタ・シアトル・サンフランシスコ・シリコンバレー)

・長女の彼氏と対面

・父が手術・入院

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼公私共にいろいろあった一年だったが、何よりも「感謝」の一言に尽きる。家族や社員、取引先、友達、仲間、大学院、親愛なる人たちのおかげでここまで来れた。みんなが私の恩人だ。私はこの人たちのおかげで生かされているし、いつかこの人たちのために力を尽くし命を賭けねばと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼今年も残念ながら自己都合により退職した社員もいたが、その反面、入社した価値観の同じ素晴らしい社員もいる。私はプラス思考なので、この退職する社員がいなければ、この素晴らしい社員との出会いもなかったわけだから、退職した社員には退職してくれたことに心から感謝している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼今年は私にとって大きな意思決定を何回も迫られた一年だった。相談すれば殆どが反対されるようなことばかりで、心が折れることもあったが決して心を腐らさず、嬉しい時は言葉を慎み、悲しい時は涙をこらえて決断したように思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼そのなかで心の支えになった言葉がこれ。

 

 

 

「人と違うことは恥ずかしいことではなく素晴らしいこと」

 

 

 

 

 

 

▼普通の人や周りの人と違うことを考えたり行動したりすると笑われたり、けなされたりする。特に福山のような狭くて中途半端な田舎地方は昔ながらのしがらみが根強く残っており、実力や規模よりも歴史や名前が力を持つ地域。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼でも普通の人や周りの人と同じことを考えて、同じように行動するということは、彼らと同じ結果、同じ人生を歩むことになる。彼らの中に憧れる人生を歩んでいる人はいない。世界に一人しかいない山田哲矢としてはそれだけは勘弁してほしい(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼会社も同じだ。世界に一つしかない株式会社ラックスが、他と同じような会社だったら存在価値はないし、同じような会社は世の中に二つ以上必要ない。だから我が社も他の会社と全く違っていいし、その方がカッコいいのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼意思決定に迫られるたびにそう考え、自分に言い聞かせてきた一年だった。うちの社員にもそうあってほしい。他の会社と比較するのは安定性や成長性であって、理念や戦略、方針、価値観は他社と違って当たり前だし比較したり真似するべきではない。私たちの道は私たちで築くのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼来年は今年よりももっともっと大きな機会と脅威が待っている。最強のメンバー、最強のチームワークで全国を神出鬼没、一点突破でまたにかけて行こう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓来年からは全国のビルの屋上を活性化させるために尽力したい。多くのプランとアイデアが発射秒読み開始だ。

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