2018年01月26日

冒険について

▼【冒険】という言葉の意味を辞典で調べると「危険な状態になることを承知の上で、あえて行うこと。成功するかどうか成否が確かでないことを、あえてやってみること」とあった。英語に訳すと「adventure」となるが【危険を冒す】という意味では使い方によっては「risk」とも「danger」とも訳される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼この【冒険】という意味をそのまま捉えると、企業として冒険することはどうかと思えるし、トップとしても冒険することを選択することは無責任にとれる。経営に関して言うとまさに【堅実】の真反対の言葉だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼でも、うちの会社はどちらかというと冒険している会社だと思う。なぜならば常に新しいことに取り組んでいるし、身の丈以上の仕事やプロジェクトに挑戦し続けているからだ(社員としては困ったもんだと思う・・・苦笑)。そのほとんどはやってみないと分からないことばかり。上手くいくこともあれば失敗することもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼しかし、たとえ失敗しても冒険することで今まで出来なかったことが出来るようになったり、知らなかったことが知れたり、見えなかったものが見えたりする。それが面白いし冒険して良かったと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼「出来ることしかやらない」「知っているものしか見ない」「分かってることしか信じない」では、この限りある命、片道しかない人生を、まだまだ奥行や幅や高さがあるにも関わらずそれを知らずに見ずに終わってしまうのは非常にもったいない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼決してなんでもかんでも冒険しろというわけではない。無駄に安易に危険を冒すのは冒険ではなく無謀というものだ。冒険したり挑戦することが勇気ではなく、冒険したあとの結果に責任と覚悟を持つことが勇気だと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼だからいつも思うのは、冒険には当然リスクが伴うし、やってみないと分からないことばかりだが、どんな結果に対しても周りや誰かのせいにすることなく、すべて自分の責任だと受け入れて次の一手を打てるかどうか。

 

 

 

 

 

 

 

 


▼失敗することは決して悪いことじゃない。失敗して初めて知ることや分かること、学ぶことが多いからだ。悪いのは失敗を自分以外のせいにして何も省みないことだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼うちのみんなにはどんどんいろんな冒険をしてほしい。それは身の丈を超える仕事に挑戦するということ。いつも「出来る範囲内」「やったことあること」「想定内」ばかりでは能力も上がらなければ、人間的な器や懐も広がらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼人間としての幅や伸び代っていうのは、子供が切り傷・擦り傷・かすり傷を重ねながら痛みや苦しみ、楽しさ、経験を積んで大きくなっていくのと同じで、私たち大人も仕事で冒険を繰り返しながら人間として成長していくものだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼また本当のチームワークとは冒険の中から育まれるものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓先日、地元の百貨店で開催された「松本零士展」。お世話になっている方からわざわざメールで教えて頂き、うちの佐々木さんからも言われて慌てて行ってきた。

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↓10代後半に多少やんちゃしていた私は、小学生のころに蒐集していた銀河鉄道999のコレクションを実家の引越しの際に、自分自身をリセットするつもりでなんとすべて処分してしまった。今となれば相当の価値はあると思う。これは劇場版銀河鉄道999の画で永久保存版。

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↓これは劇場版さよなら銀河鉄道999の画。メーテルの最後の画だ。銀河鉄道999が私の人生に与えた影響は計り知れないし、今でもかなり影響を受けていると思う。

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