▼人の数だけ顔が違うように、育ちも違えば性格も考え方も違う。それぞれその人の「色」というものがある。みんな色が違うのが当たり前だし違っていいはずだ。同じ色があればどちらかは要らないはずだ。
▼組織も100人いれば100色、1000人いれば1000色ある。これだけの色を1色にまとめるのは不可能だし、全部混ぜてしまうと、とても汚い色になって見れたもんじゃない。それぞれ違う色が集まっているからこそ美しい。虹色とは1色ではなくて7色がそれぞれ違うまま規則正しく並んでいるから美しいのと同じだ。
▼お互い色の違うからお互いが引き立つわけだし、その人にはその色が一番合っている。ただし、たとえ色が違ったとしても、向く方向は同じでないといけないし繋がっていないと美しくない。
▼私が幼少のころから続いている5色の「戦隊シリーズ」も同じだと思う。それぞれ色も違えば個性も武器も得意技も違う。だけど善良な人たちを苦しめる悪を倒すという目的は同じ。組織もこんな「戦隊シリーズ」のような感じが理想ではないだろうか。
▼相手に自分の色を押し付けない、相手を否定しない、相手の色を認め敬意を持つ。これは人種や国籍にも言えることだ。協調や調和とはここから始まるわけで同調や迎合とは違う。
▼当然うちの社員も、みんな顏も年齢も性格も得手不得手も全部違う。それが当たり前だし、それを認め合って活かし合うのがチームワークだ。しかし、非難や悪口、陰口はそれを全て否定するものだ。少し相手の立場に立って考えれば分かるはずだ。
▼私はまだまだ出来ていないが相手に腹が立った時「ひょっとしたら私が間違っているかもしれない」と考えるようにしている。そうすると冷静に物事が見れるし、相手の立場になって考えてみると、案外にも自分が間違っている場合が少なくない(苦笑)。
▼私もついつい先週東京で相手を言い負かそうと大人げなく感情的になってしまい大声を張り上げてしまったが、それも結果的に考えれば全く無駄なことであったし、相手には相手の考えがあったのだ。私が最後に深く推し量るのは、相手の意図やメリットがどこにあるのか、自分のために言っているのか、誰のために言っているのかということ。
▼どんな色であっても輝ける職場でありたいと思う。それがカッコいい会社だ。
↓先日6/15に開催された広島県商工会議所青年部連合会の第二回目の役員会の様子。この度は廿日市商工会議所にてお世話になった。
↓役員会のあと同会議所1階にて懇親会が開宴された。役員会、懇親会を設えて頂いた廿日市YEGの皆さんには本当に御世話になった。
↓二次会のあとに行った廿日市YEGの会員さんの店(スナック)「ブッダ」。看板が個性的。正真正銘の浄土真宗とのこと。右に見える玄関ドアにも仏陀の顔が。