2018年10月28日

職場について

▼最近、採用や連携などでいろんな大学へお邪魔して先生や学生と接する機会が多く、改めて「仕事とは何か」、「働き方とは何か」、「職場とは何か」を考える、学ぶことが出来た。当社にとってあるべき姿、ラックスらしい働き方についてしっかり考えてラックスらしい職場作りに取り組んでいきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼先日「How Google Works 私たちの働き方とマネジメント (ラリーぺイジ著・日経ビジネス人文庫)」という本を読んだ。私は心に留めておきたい箇所に線を引きながら読み、あとからその箇所を全部専用のノートに書き写してるが、この本も書き写すのがしんどいくらいたくさんあった(苦笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼でもその分、腑に落ちることや新しい気付き、身につまされる言葉もたくさんあった。よく大企業と中小企業の経営について比較することに否定的というか懐疑的な経営者がいるが、どんな偉大で世界的大企業もはじめはみんな中小零細企業だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼その会社の経緯や物語を知ることはとても感動的だし学びが多い。かなりおこがましいけども「いつか俺達も」という気にしてくれる。この本は経営者や幹部だけでなく社員や学生にも是非読んで欲しい一冊。偉大な企業とは、世界的な企業とはこうして成長してきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼書いてあることを全て真に受けて鵜呑みにすることもないし、そっくりそのままマネを出来るわけはないが自分達の自分達らしい働き方、自分達らしい職場作りにはとても参考になると思う。ちなみにノートに書き写したページ数は大学ノート約15ページ分(苦笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P6「適切な人材と壮大な夢がそろえばたいていの夢は現実になる。たとえ失敗してもきっと重要な学びがあるはずだ」
※読み始めてからいきなり夢と希望を与えてくれる言葉。この本を一気に読み進めさせる気にさせるに余りある言葉(笑)。だから経営者自らが採用にしっかり時間を割かなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P73「オフィスの広さや高級さを重視するような文化は社内に有害な影響が広がる前に排除した方がいい。オフィスデザインは従業員を孤立させたり地位を誇示させることではなく、エネルギーや交流を最大化することを目的にすべきだ」
※普通、急成長している会社、特に東京のベンチャー企業やIT系企業のオフィスは豪華でデザインに凝った見栄えのいいオフィスが多いが、本来のオフィスの目的を見失うことなくあくまでアウトプットにこだわってレイアウトを考えたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P90「小さなチームは大きなチームより多くの仕事を成し遂げることができ、内輪の駆け引きに明け暮れたり、手柄が誰のものになるのか思い悩むことも少ない。小さなチームは家族に似ている。ケンカしたり機能不全に陥ることもあるが、ここぞという場面では一つになれる」
※とても腑に落ちる言葉だし、うちがいつも声掛け、心掛けていることと合致して嬉しい。「小さいチームで大きい仕事」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P98「ワークライフバランス。これも先進的経営の尺度とされるが優秀でやる気のある従業員には屈辱的に感じることもある要素だ」
※これは仕事が好きで楽しくて、仕事もプライベートも同じだという人にとっては仕事したくてもさせてもらえないわけだから確かにそうかもしれない。私は決して優秀ではないが間違いなくこの部類に入る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P104「優れたベンチャー企業、優れたプロジェクト、ついでに言えば優れた仕事は楽しくなければいけない。あなたが死ぬほど働いているのにちっとも楽しくないという場合、恐らく何か間違っている。楽しい理由の一つは将来の成功の予感かもしれない。だが一番大きいのは同僚と一緒に笑ったりジョークを言いあったりともに仕事をすることの楽しさであるはずだ」
※ここで重要なポイントは「優れた」ものは楽しくないといけないというとこと。逆に楽しければ何でも優れているということではないが「優れた」ものは楽しくなければならないということ。昨日読み終えた『仕事は楽しいかね?2(デイル・ドーデン著:きこ書房)』にもこんな言葉があった。P186「仕事は楽しくなくちゃダメだ。職場から笑い声が聞こえてこなければきみのやり方は間違っているということだろうね」。肝に銘じておきたい言葉だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P180「人は学習を辞めた時に老いる。20歳の老人もいれば80歳の若者もいる。学び続ける者は若さを失わない。人生で何より素晴らしいのは自分の若さを保つことだ」
※まさしくその通りだと思う。だから人生、死ぬまで学び続けなければ。うちもこれまで以上に学ぶ機会を増やしていきたい。この言葉のあとにこんな言葉が続く。P184「ラーニング・アニマルを採用できたら彼らに学習を続けさせよう。すべての従業員に常に新しいことを学ぶ機会を与えよう。直接社業の役に立たないことでも構わない。そして身に着けた能力を発揮してもらおう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼ノートに書き写したことがあまりにも多すぎてここに全部書くわけにはいかないのでこれが最後。
P188「嫌いな相手とも一緒に働かなければならない。なぜなら『いい人ばかり』の職場は均質的なことが多く職場の均質性は悪い結果を招きやすいからだ。視点の多様性、すなわちダイバーシティは会社が近視眼的になるのを防ぐきわめて効果的な政策だ」
※相手を好き嫌いで選択したり、差をつけたり、やり方や判断を変えるのはよくないということ。自分と違って当たり前だし、違うからこそ貴重な存在だということ。二人いて両方とも同じ意見だとしたら片方がいてもいなくてもいいということ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼グーグルのような会社にはなれなくても「優れた」「楽しい」会社にしたい。BIGな会社よりHEROな会社を目指す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓先日はじめて乗った新幹線の特別仕様。私のキャラ的にこれに乗るのもためらった(笑)。

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↓車両の出入り口もこんな感じ

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↓荷物置き場も

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↓スタンプラリーもあるらしい。というか、こうやって一人で写真を撮っている私が恥ずかしい(苦笑)。

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