2019年01月10日

カルチャーについて

▼会社には理念や方針、戦略、目標などがある。これらは組織改編や環境変化などにより変更することが可能だが、カルチャーや社風は簡単に変更できるものではない。











▼カルチャーや社風は意図的に「作る」ものではなく「出来る」ものだと思う。理想とするカルチャーを作ろうと思えばある程度の時間、月日がかかる。理念や方針などのように「言葉」でサッと作れるようなものではなく、カルチャーは雰囲気や空気のように目に見えるものではないからだ。











▼でも目に見えないけれど、会社にとっては一番大切なもの。会社のカルチャーって目には見えないが、頭と体で強く感じるし、外部にもよく伝わるもの。だから不思議。決して可視化できるものではなく、感じるもの。












▼何を見て会社のカルチャーを感じるのか。多分、その会社の社名やロゴマーク、ホームページや事務所の立地とか環境、看板、内装のデザイン、社員の態度、表情、声、現場の様子、サービスの質、または取引先からの評判や噂、世間体、会社としての社会貢献活動などだろう。











▼しかし会社のカルチャーに一番大きな影響を与えているのはやはり経営者だ。経営者が変わればカルチャーも変わっていく。全く変わらない老舗や大手もあるが、それはそれで、その会社のカルチャーを守っているのだと思う。











▼会社が成長するにつれて、忘れてはならないものがあるし、変えなくてはならないものもある。何を守り何を捨てるか。それは事業計画や成長戦略にはっきりと明記できるものではない。だから伝えるのも難しい。











▼人材会社の統計によると社員の離職理由の中で、待遇や給与・評価よりも人間関係や社風がダントツで多い。これは明らかにその会社のカルチャーによるもの。会社にとってカルチャーが大切なのがよく分かる。











▼人材に限らず、顧客や仕入先も取引する相手企業のカルチャーをよく見ている。同じ価格、同じ品質、同じサービスならば、その会社や店のイメージや雰囲気で選ぶだろう。誹謗中傷を恐れずに言えば少なくとも私はそれで取引先の優先順位をつけてしまう(苦笑)。











▼カルチャーはその組織、その会社のブランディングやマーケティングを気づかないうちに間違いなく左右している。昨日今日に習った知識やノウハウでも、そう簡単に変えれるものではないし、すぐに作れるものでもない。










▼安易に短絡的に近道せず、社員全員でしっかりと一日一日、一歩一歩、一期一会を大切にする一年にしたい。










↓毎年参る熱田神宮。
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↓私の中では最強のパワースポット
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↓織田信長は桶狭間の戦の直前にこちらに戦勝祈願に来たあと今川義元を破ったという。
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↓露店も並んでいる。中学生の時に地元の草戸稲荷で正月に露店でバイトしていたのを思い出す(笑)
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↓昨年の御報告と御礼に
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