2019年06月23日

名言について

▼先日、高速道路で岩国からの帰りに立ち寄ったパーキングエリアの売店でふと目に入って衝動買いしてしまった文庫本「生きる力がわいてくる名言・座右の銘1500(永岡書店)」をこの度読み終えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼私は元来、意志がとても弱い人間で、常に何らかの刺激や負荷、圧力がないと長続きしないし、すぐに気が変わる、心が折れる性分なので、このような偉人や有名人の言葉を自分に言い聞かせながら、なんとかかんとか、やりくりしている(苦笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼だから尊敬する人や、身近にいる友達や仲間の言葉でも心や頭に刺さることがあれば、忘れないようにスマホの専用ページへすぐメモしてあとから読み返すようにしている。毎朝その専用ページを振り返りながら言葉を一つ選びフェイスブックに投稿して自分に負荷をかけて一日がはじまる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P34「志の低い男は目のつけどころが低い(山本常朝)」
※何か大きな選択に迫られた時や厳しい意思決定が必要な時こそ、この言葉を思い起したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P44「なにかを極めるとき、人は無傷ではいられない(吉田秀彦)」
※怪我をするから強くなれる、怪我を恐れていると何も出来ないということだろう。また多少怪我をしたからといって止めていては、いつまでたっても極められない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P54「人生はケチな心配事ばかりしているのには短すぎる(C・キングスリー)」
※やるかやらないか、進むか退くか、そんな時に自分が何を心配しているのか、何を恐れているのかよく考えたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P78「怒っていても、泣いていても、笑っていても、変わらず一生は過ぎるものである。だったら笑っていた方が得ではないか(大津秀一)」
※時間は私達が何処で何をしていても容赦なく過ぎていく。時間は私達を待ってくれない。ならば、どんなこともどうせやるんなら笑ってやった方が上手くいきそうな気がするし、その方が幸せだと思う。ちなみにこの「大津秀一」というお方は緩和医療医師で『死ぬときに後悔すること25(致知出版社)」の著者でもあり是非一読を勧める(ラックス文庫にもあり)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P86「大切なことに気づく場所は、いつも、パソコンの前ではなく、青空の下だった(高橋歩)」
※モヤモヤっとしたり、何か思い悩んだりするときは、机の上や部屋にこもって考えずに是非、屋外や屋上に出て青空を仰ぎ大きく深呼吸して気分転換してみる。そうすれば、ふと、私達人間の理屈や理解、常識が及ばない自然や宇宙といった何か大きなものを感じる時がある。そういう感じって一人じゃないと感じ取れないと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P134「出る杭は打たれるが、出すぎた杭は誰も打てない。出ない杭、出ようとしない杭は居心地は良いがそのうちに腐る(堀場雅夫)」
※これは会議やミーティングでも同じことが言えてて、発言しない方が楽だし、発言に対して指摘されることもなければ、指摘することもない。ただ会議が終わった後に不平不満を言う。これも腐っているのと同じだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P139「大統領や総理大臣の代わりはいるだろうが、オレの代わりはいないんだ(勝新太郎)」
※これぐらいの気概が欲しい。名優、名人とはこういう大きな揺るぎない自信を持っているのだと思う。それは決して自信過剰とか驕りではなく、誇り、プライドなのだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P148「型をしっかり覚えた後に‘型破り’になれる(十八代目中村勘三郎)」
※今、私は居合を習っているが型を覚えるだけで十数年もかかる。茶道の世界も同じ。それを覚えないうちから新しいものや違うものを求めるのは浅はかというもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼自分の人生を変える言葉がある。いや、言葉が人生を変えてきたのかもしれない。送る側も受ける側も言葉を大切にしたいものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓先日、休日に久しぶりに浅草寺へ行ってみた。改めて初めて知ったことも多く、その中で一番はこれ『白浪五人男』。これは日本駄右衛門。盗賊五人男のボス。

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↓5人が勢揃いして、それぞれ「決まりポーズ」「渡り台詞」で登場するパターンなどは現代の「秘密戦隊ゴレンジャー」をはじめとする「戦隊もの」のモデルになったとのこと。

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↓浅草寺の商店通りに、この五人男達がそれぞれ違う場所に姿を現している。

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↓メンバーは首領の日本駄右衛門をはじめ南郷力丸・忠信利平・赤星重三・弁天小僧菊之助の五人。

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↓実在した人物もいるらしくストーリーも面白い。ますます歌舞伎に興味が湧いてきた。

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