2022年06月28日

エッセンシャル思考について

1)今日、東京に来る新幹線の車中で読み終えた「エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン著/かんき出版)」という本は最近には無かったほどの名著だった。













2)うちの守岡部長も偶然この同じ本を読んでいたらしく、お互いすぐに「いい本だよね!」と声を揃えて共感しあうぐらい良い本。私がノートに書き留めた言葉は下記の通り(※印は私の所感)














3)P15:「やらなくては」ではなくて「やると決める」。「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」。「全部できる」ではなくて「何でもできるが、全部はやらない」。(※人生の残り時間は決して増えない。限られた貴重な時間を大切に使わなければ)














4)P21:エッセンシャル思考とは。まさに「より少なく、しかしより良く」を追求する生き方だ。(※この言葉はこの本の中で頻繁に出てきた。シンプルでスマートな生き方だと思う)














5)P48:たくさんのどうでもいいことより、数少ない本質的なことを全力で追求しようではないか。(※現代は無駄にコミュニティが発達しすぎて情報を自由に受発信できる分、不要なものも多い)













6)P132:絶対にイエスだと言い切れないなら、それはすなわちノーである。(※誘われたから参加するのではなくて、絶対参加したいから参加するということ。絶対食べたいから食べるようにすれば過食も減るかもしれない)













7)P155:あまりに多くのことに少しずつ手を出していたら、本質的なゴールにたどり着けない。努力の方向性がバラバラで、成果が足し算されないからだ。(※非常に耳が痛い言葉だ。間違いない)













8)P164:大切なことを知っていれば断ることができる(※相手から好印象を得ようと思って断れずに付き合っている時間や支出がいかに多いことか。断ることで得られる信用や敬意もある)














9)P295:「本当に重要なのは何か?」それ以外のことは全部捨てていい。(※全部捨てるというのは極端だけど、でもよーく考えてみると捨てても困らないものばかりだと思う。たまたま「ある」から持っているだけのもの(こと)ばかりだろう)














10)この本を読み終えて、とにかく「選ぶ力」が大切だということを教えられた。残りの人生、最少の時間で最大の成果を上げるためには、すばやく選ぶための基準を強く持つことが大切なのだ。

 
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