2022年07月09日

対話について

1)この度は組織論について書かれてある『他者と働く(宇田川元一著/NEWS PICKS)』という本を読んでみた。サブタイトルは「“わかりあえなさ”から始める組織論」












2)結局、組織と言っても他人の集まりで、自分自身とは生まれも育ちも性格も全く違う人たちが集まって、同じ方向、同じ目的に向かって行動を共にするわけだから、当然、対立や衝突はある。














3)この本は、私達がそんな当たり前のことを忘れて、腹を立てたり、イライラしたり、相手を責めたりして人間関係を損なうことを戒めて、相手との向き合い方を教えてくれる内容だった。(以下、※印は私の勝手な所感)















4)P30:自分が良かれと思ってやってきたことが、いつの間にかよくない結果をもたらしていたことを受け入れるというのは楽なことではないでしょう。(※特に立場が上になればなるほど、受け入れるのは難しくなる。だから先延ばしにして状況をより悪化させることになる)














5)P39:「溝に橋を架ける」ためのプロセスを大きく4つに分けることができます。―猗「溝に気づく」観察「溝の向こうを眺める」2鮗瓠峭造鯏呂蟠兇鮴澤廚垢襦廰げ霪「溝に橋を架ける」(※基本、人間関係には必ず溝があることをわきまえて向き合えば対立は避けられるということ)














6)P116:対話は戦わない戦いに挑むことであると同時に、仕事の意味を深め、仕事の楽しさを大いに深めるものでもあるのです。(※私たちは対話をする時間が意外と少ないことに気づく。もっと対話する時間を作らなければならないと思った。それは連絡や伝達ではなく対話だ)














7)P122:人が育つというのは、その人が携わる仕事において主人公になることだと考えます。(※なるほど、全くその通りで、その人がその仕事の中で主人公になれるようにしてあげることが育てるということ)














8)P132:不快感、違和感に向き合い、新たな橋を架けていくことが、人を動かし、育て、自分も変わっていく道を切り開きます。(※私も含めて人の上に立つ者は、つい不快感や違和感をあらわにして、相手を責めたり、相手に改めさせようとしてしまう)














9)P135:対話は不要な対立を避けるための行動です。(※普段からしっかりと時間を使って対話を怠らなければ、誤解されたり、対立したり、離反を招いたりすることはないということ。気をつけたい)













10)この本の終わりに、著者の父親が莫大な借金を残して亡くなり、家族が非常に苦労されて辛い時期があったことが書かれてあり、そちらの話も興味深かったが、それも対話を積み重ねて乗り越えたとのこと。どんな逆境の中でも逃げず、焦らず、諦めずに対話を続けてほしいと締めくくられてあった。














 
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