2017年07月26日

誰と付き合うかについて

▼私が10代の頃に読んだ本の中で心に刺さった言葉があった。それは「人生は何にどれだけ時間を使ったかで決まる」という言葉だ。何の本に書いてあったか忘れたが、勉強もせずに明けても暮れてもやんちゃばかりしていた当時の私にとって、この言葉は忘れられない言葉となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼この言葉は頭の悪い私でもすぐに理解出来たし、この言葉をきっかけに人生を焦らずには居られなくなった。プロ野球選手は少年期から当然ながら同級生の誰よりも野球の練習に時間を使ったであろうし、医者は学生の頃からずっと同級生の誰よりも医者になるための勉強に時間を使ったであろうし、オリンピック選手は他の誰よりもずっと練習やトレーニングに時間を使ったのだと思う。全て「何にどれだけ時間を使ったか」の結果なのだ。誰が何と言おうと来る日も来る日も・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼私もこの言葉を知ってから、自分の夢を実現するためにたくさん時間を使おうと思った。少しでも夢に近づけると思われる本は片っ端から読んでいったし、必要と思われることは何でもやってみたし、必要と思われるものは何でも欲しかった。それらを手に入れるためには何でもやった。ある意味、やり過ぎた感はあるかもしれない(苦笑)。でも10代の頃は度胸も体力も時間もたくさんあったから、躊躇せずに行動出来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼またそのために、貴重な時間を無駄にしないようにするために誰と付き合うかということにも深く考えるようになった。昔のように仲間と一緒にいるだけで楽しかったのが、少しづつそうではなくなってきたのだ。それどころか、まだ若かったせいもあり、一緒にいる相手によっては余計なトラブルや面倒なことに巻き込まれることも多々あったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼当時、10代の頃の私と言えば、人一倍仲間意識が強く、異性よりもツレ(仲間)を優先し大事にしていただけに、同級生や友達を選別するということはとても難しいことだったが、私が夢に向かって一生懸命になればなるほど、私の夢を理解してくれない友達の方が私から遠ざかっていったので、逆に私が選別されたというところか(苦笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼当然かもしれないが、私から遠ざかっていった友達の中で私に対して直接、忠言や苦言を言う者はおらず、そのほとんどが陰で私の中傷ばかりしていた。その内容は「(私のあだ名)テツは変わった」とか「あいつは付き合いが悪い」とか「今のテツは仕事か金にしか興味ないのだ」といった類いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼でも、中には理解し応援してくれる友達もいたし、お互い夢を語り合い、競い合えるような友達も増えていった。そういった友達と一緒にいる時間というものはとても有意義で、大きな刺激にもなったし、私にとってかけがえのない時間であり、いくら時間があっても足りないくらいだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼ちなみに最近の私にとって、人生に影響を与えるほど大きな刺激になっているのは、グロービス経営大学院の学友と全国のYEGの仲間たち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼先の「人生は何にどれだけ時間を使ったかで決まる」という言葉は結局のところ、「人生は誰と出会い誰と付き合うかで決まる」とも置き換えられる。何にどれだけ時間を使うかということと、誰と一緒にいるかということは密接に関係している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼そういった意味で、私の人生とは、一番長く一緒にいるうちの社員との時間以外の何物でもないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓18歳の時に読んだ本。昔、一緒にやんちゃしていた仲間はこんな本を読んでいる私を変わり者呼ばわりしていた。

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↓17歳の時にお金を貯めて初めて買ったワープロは東芝ルポ90Fで当時17万円もした。これも仲間から変わり者呼ばわりされる原因となった。この頃、会社設立には印紙代と登録費用が数十万円のみで資本金はいらなかった。私が創業するころには資本金が有限会社は300万円、株式会社は1000万円が必要になった。

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↓当時は資金のかからない「無店舗販売」というビジネスモデルが流行っていた。右の成功哲学という本が私の人生を変えた。いざ起業のきっかけとなった本だ。

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