2026年05月27日

自己暗示について

一)今回、ずっと机の上に積読になっていた『自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング(アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ著/サンマーク出版)』という本を読んでみたら予想以上に面白かったので、私がノートに書き写した言葉を一部、ここに紹介したい。※印は私の勝手な所感。















二)P40:人生でほとんど何も達成できない人、人生からほとんど何も得られない人が多いのは、自分の望みをはっきりとわかっていないから。※私の場合は自分が望んでいることは明確にしている。あとはそれを忘れないようにずっと繰り返し繰り返し何度も意識することだ。















三)P58:目標を手書きにしたときの達成率と、キーボードでタイプしたときの達成率を比べたら、手書きをするだけで達成率が42%も上がったことが分かった。※これは私にも思い当たることがある。19歳のときに手書きで書いた夢や目標を部屋中に貼って眺めていたら、大目標以外は期日前に達成できた。














四)P84:第一のステップとして最も大事なのは、目標を達成しつつある自分をイメージすること。どうすれば達成できるのかと考えることではない。※つまり、「どうすれば」よりも「どうしたいか」の方が大切だということ。達成した時の姿や光景を鮮明にイメージすれば方法は後からついてくる。














五)P95:どんなときでもできれば達成したい目標を「10項目」はリストに入れておこう。※早速、私も改めて日頃からやりたいと思っていることの10項目をノートに手書きしてみた。するとパソコンのタスクに入れておくよりも、達成するイメージがよりリアルにグッと湧いてきた。














六)P170:貧乏な家に生まれたとしても、それはあなた自身の落ち度ではない。だが貧困のうちに死ぬとすればそれはあなた自身の落ち度だ(ビル・ゲイツ)※落ち度というより怠慢と言った方が適切だろう。貧乏が悪いのではなく、惰性で何も考えずに生きることが悪いのだ。














七)P228:5人の大金持ちと行動を共にしていれば、あなたは6人目の大金持ちになる。5人の一文無しと行動を共にしていれば、あなたは6人目の一文無しになる。※「貧乏と不運は伝染する」という言葉もある。かけがえのないたった一回の人生の一部の時間を、誰と共にするかはとても大切なこと。














八)P262:「何をやってもうまくいく人」には、どこの国の人であろうと一つの共通点がある。困ったことが起こっても、おもしろおかしい面を見つけ出すコツを身につけているのだ。※私はこのコツを身につけたい(苦笑)。私もどちらかというとポジティブなほうだと思ってはいるが、それは半ばスイッチの切り替えが早いだけ。














九)P331:人生の失敗の多くは、成功にどれだけ近づいているか知らずに、それを目前にしながらあきらめてしまうときに起こるのだ(エジソン)※成功への距離感はなかなか分かりずらい。厳しい現実や、批判、中傷、そして親切とも思える身近の心配してくれる気持ちが、その距離感を鈍らせる。













十)この本の根底は、私が19歳の時に読んで衝撃を受けた自己啓発書『成功哲学(ナポレオン・ヒル著)』と酷似している。基本、自己暗示の重要性を説いている。今風にいえばアファメーションだ。これまで私も長く心掛けていたが、最近は出来ていない気がするので、改めて心掛けたい。

 
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2026年05月12日

限りある時間の使い方について

一)年を取れば取るほど、月日が経つのを早く感じる今日この頃、確実に人生の残り時間は減っている。そんな中、いつもお世話になっているお得意先から頂いた本『限りある時間の使い方(オリバー・バークマン著/かんき出版)』を読了。この本で時間について考えさせられる言葉があったので一部紹介したい。※印は私の所感。













二)P54:仕事の量は、完成のために利用可能な時間をすべて満たすまで膨張する。(中略)どんなタスクも、時間があればあるだけ勝手にふくらんでいくものなのだ。正確には「やるべきこと」の定義がどんどん広がっていくといってもいい。※これは耳が痛い言葉だ。私の場合、完璧にハマっている。














三)P92:本当にやりたいことがあるのなら、 確実にそれをやり遂げるための唯一の方法は、今すぐにそれを実行することだ。どんなに石が小さく見えても、どんなに他の大きな石があっても、そんなのは関係ない。 今やらなければ、時間はないのだ。※まさしくその通りだ。私にはまだまだやりたいことがたくさんある。













四)P96:優先順位が中くらいのタスクは邪魔になるだけだ。いつかやろうなどとは思わないで、ばっさりと切り捨てた方がいい。※私のGoogleカレンダーのマイタスクには未処理のタスクがたくさんある(苦笑)。この中にも切り捨てた方がいいタスクがあるということ。














五)P107:皮肉な事に、人は後戻りできない状況に置かれたほうが、選択肢がある時よりも幸せになれるというデータがある。手持ちのカードを多く残しておくよりも、「これしかない」という状況の方が満足度が高まるのだ。※なるほど、これは一理あるかも。転職を考えるときも同じことが言えるだろう。














六)P108:多数の選択肢を捨てるからこそ、選びとったものに価値が生まれる。(中略)進むべき方向はただ一つ、自分が選びとった未来に向かって前進するだけだ。※これは仕事や事業も同じで、儲かるからといって安易になんでもかんでもやっていると、価値を生み出せない。















七)P113:あなたの人生とは、すなわち、あなたが注意を向けたあらゆる物事の総体である。人生の終わりに振り返った時、そこにあるのは注意を向けた事たちであって、それ以外の何物でもない。くだらないものに注意を向ける時、僕たちはまさに人生の一部を削って、そのくだらないものを見ているわけだ。














八)ミシュラン星付きレストランでの最高の食事も、心がどこか別の場所にあればインスタントラーメンと変わらない。 誰かと一緒にいても、自分のことしか考えてなかったら、一人で居るのと同じだ。※この言葉もグサッときた。その場、その時、一瞬一瞬をもっと大切にしよう。















九) 時間をできるだけ有効活用しようとすると、余暇まで生産的に使わなければならなくなる。(中略)余暇を有意義に過ごそうとすると、余暇が義務みたいになってくる。それは、仕事とまるで変わらない。※まさしく今の私がそれだ(苦笑)。














十)最後に響いたこの言葉で締めくくりたい。P203「誰もが急いでいる社会では、急がずに時間をかけることのできる人が得をする。 大事な仕事を成し遂げることができるし、結果を未来に先送りすることなく、行動そのものに満足感を感じることができる」

 
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2026年04月14日

囲碁について

一)歴史と伝統のある東京日本橋ロータリクラブに入会させて頂いて先月で7年。先週の例会でおかげさまで、7年100%連続出席を表彰して頂いた。福山北ロータリークラブと合わせれば17年100%連続出席になる。ロータリークラブは若輩者の私なんか場違いだが、皆さんには本当に可愛がって頂いている。














二)東京日本橋ロータリークラブに入会させて頂いて、はじめたことが二つあって、一つは全生庵での座禅、もう一つは囲碁だ。囲碁はグロービス経営大学院通学中に、堀学長がしきりに囲碁は経営に通じるからやった方がいいと言われていたので興味はあったが、なかなかはじめるきっかけがなかったので嬉しかった。















三)でも7年やっていてもなかなか上達しない。クラブの囲碁同好会では、なんとかかんとか一応は19路盤で打てるようになったものの、未だに終わった後の陣地に数え方がよく分からない(苦笑)。まだまだ修行は続くのだ。今でも、三手、四手先のことまで考えて打つことができない。














四)そんな私を哀れに思ったのか(笑)、いつもお世話になっている東京日本橋ロータリークラブの森本さんが私にくださった本がこちら『仕事と人生に効く教養としての囲碁入門/大沢摩耶著/PHP研究所』。本の帯にも堀学長の「ビジネスと経営で大事なことは囲碁から学べる」というコメントが入っている。














五)というわけで早速拝読させて頂いた。さすが入門編ということもあり、万年初心者の私にも、とても分かりやすく読めた。また囲碁の基本だけではなく、経営や人生に関連することも書かれてあって、読み応えがあったので本の一部をここで紹介したい。※印は私の勝手な所感。原本のご購読をぜひお薦めする。














六)P44:先を読む力、状況判断、柔軟な発想などが求められるため、トップアスリートの中にも囲碁に夢中になる人は少なくありません。※イチロー選手も小学生から囲碁教室に通っていたとか。囲碁がイチロー選手のすべてを形成したとは決して思わないが、大きな影響を与えたことは間違いなさそう。














七)P107:百目勝っても一目勝っても、そこに大きな価値はない。大きく勝とうとするとリスクを伴う、少しの差でも勝てば良い。※この言葉はとても短絡的で好戦的な私に刺さった。私は常に相手をコテンパンに叩きのめすぐらいの勝ち方を目指してしまう(苦笑)。最小限の力で勝つことが理想ということなのだ。














八)P111:ビジネスの世界でも「完璧な一手」は存在しないかもしれません。しかし、状況を俯瞰し、最適な一手を見出そうとするその姿勢こそが、トップリーダーに求められる感覚です」※同じ一手でも打つ人によって流れが大きく変わる。経営も同じで、同じ方針でも経営者によっては大きく結果が異なる。















九)P144:所有している各事業体が個々に行っている「点と点が線になって面になる」ということが、これから10年、20年、どんどん深まっていくと思います。例えば囲碁というゲームで勝つ人というのは、石をすぐ隣にばかり打つ人ではないです。※これは孫正義さんの言葉。とても含蓄のある言葉だと思う。














十)P248:人間関係においても、自分の考えや感情の「境界線」をしっかりと持つことが大切です。相手に流されすぎたり、逆に踏み込みすぎたりすると、関係が不安定になります。※囲碁も相手との境界線をはっきりすることで勝敗が決まる。どこに境界線を引くかがとても重要なのだ。

 
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2026年03月25日

DXについて

一)最近、DXという言葉をよく耳にする。正直、少し前まではITとかSNSとかAIと同じような流行りの一つだと思っていた。うちのような建設業界で汗をかいている人間からすると、どこか遠い話に感じていたのも事実で、そんな急ぐようなものでもないと思っていた。














二)でも、ここ1〜2年で考えが変わった。むしろ、やらない理由が見つからない。というより、やらなければ確実に遅れる、時代に取り残される、そう感じる場面が増えてきた。難易度や代償が高いならともかく、出来るのにやらないのは、機会損失でしかない














三)建設業は、まだまだアナログな業界だ。まさしくローカル、ローテク、ローリターンの世界。未だに紙の図面、紙の報告書、紙の契約書、紙の見積書、そして電話とFAX。それで回ってきてるので否定するつもりもない。でも、そのままでいいのか、という話だ。














四)例えば、現場の写真。以前は撮って、会社に戻って、パソコンに取り込んで、整理して報告書に貼り付け共有していた。今はその場で撮って、その場で全社に共有できる。この差は、思っている以上にかなり大きい。ましてや、わざわざ印刷してファイリングするほど無駄なものはない。














五)DXというのは、別に難しいことをやるわけじゃない。無駄を減らすこと。時間をつくること。そして、その時間を「人にしかできない仕事」に使うことだと思っている。やる前とやった後を比較するとかなり大きな時間を短縮できていることに気が付く。














六)うちでも少しずつ取り組んでいる。クラウドでの図面共有や車両管理、アルコールチェック、現場でのスマホやタブレット、ウェアラブルカメラの活用など。最初は戸惑いもあり抵抗もあったが、一旦慣れると、もう元には戻れないし、それが最適になってくる。














七)よく「建設業は職人や手作業などリアルな世界だからDXは関係ない」と言われるが、それは逆だと思っている。現場の人間こそ、余計な手間を減らして、本来の仕事に集中できる環境を作るべきだろう。だからうちではまだまだDX化する余地は十分にある。














八)人はこれから確実に減る。採用も簡単じゃない。だからこそ、「人を増やす」だけじゃなく、「一人あたりの生産性を上げる」ことが必要になる。例えば、現調へ行く際にもサイズが異なる図面を大量に印刷して行くのではなく、図面もメモも写真もすべてタブレット1台で済ませてその場ですぐに会社に共有するとか。














九)DXは魔法じゃないが、武器にはなる。そして、その武器を使うかどうかで、5年後、10年後の会社の姿は大きく変わると思っている。まずはペーパーレス100%にしたい。そのために効率的で経済的効果のあるアプリケーションやシステムを積極的に導入したい。














十)歳を取ると変わるのは怖いかもしれないが、私は変わらない方がもっと怖い。だから、まずは一つでいい。紙を一枚減らすところからでもいい。未来のために、今できる一歩を踏み出していきたい。また、そういう取り組みが若い人材の採用にもつながると思っている。

 
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2026年02月04日

コミュニケーションについて

一)現場でのトラブルの多くは、実は技術的な問題じゃない。「聞いてない」「そんな話だったっけ?」「それ、最初に言ってくれよ」など、原因は大抵、コミュニケーション不足だったりする。図面の見落としや段取りミスも、突き詰めると「話し合い不足」「説明不足」が根っこにあったりする。













二)言ったつもり、分かってるつもり、伝わってると思い込んでいる。でも現場は“つもり”じゃ動かない。確認しなかったことが、あとで大事になる。だからこそ、やりすぎなくらい話すぐらいがちょうどいい。「しつこいくらいでちょうどいい」と言う人もいるが、本当にその通りだと思う。













三)現場で一番大事なのは、段取りとコミュニケーションであり、うまく話せなくてもいいから、とにかく黙って抱え込まないこと。困ったら助けを呼べばいい。共有することが大事。うまくやる必要はない、まず声に出せばいい。部下や仲間から助けを求められたらすぐに手を差し伸べることだ。














四)コミュニケーションとは、上手にしゃべることではなく、相手を思いやること。ちゃんと聞くこと。「あの人、いつも気にかけてくれてるな」って思ってもらえるかどうか。結局のところ、人って“聞いてくれた人”を信頼するんだと思う。そうやって良好な人間関係を育み、チームワークを強くする。














五)基本、建設業界の人間って口下手が多いし、ボキャブラリーが少ない(笑)。だから言葉足らずでも頻繁に言葉を交わすこと。立派なコミュニケーションとは質より量が大事だと思う。職人と若手、営業と現場、会社とお客様、そこにはやっぱり「言葉」が必要になる。伝えることを面倒がると、だいたい後で手間が増える。














六)だから朝礼もやるし、ミーティングもやるし、研修会もやるし、時には食事会もやる。雑談の中に本音があることも多い。たった一言の「ありがとう」「大丈夫?」で、空気がガラッと変わることもある。小さな少ない言葉でも関係性が良くなる。それが職場ではとても大切なこと。















七)マニュアルも大事、仕組みも大事。でもそれだけじゃ上手く動かないのが“人間の集まり”というもの。手を動かすのは人。仕上げるのも人。だから「人と人」の歯車がうまく回ってないと、どこかで歪みが出る。コミュニケーションはその潤滑油みたいなものだ。














八)昔よりメールもチャットも増えて、とても便利にはなったけど、やっぱり“顔を見て話す”っていうのは、なくしてはいけないなと思う。特にトラブルが起きたときほど、メールや電話じゃなく、ちゃんと会って話した方がいい。便利さの陰で、伝えるべきことがこぼれ落ちていないか、気をつけないといけない。














九)結局、会社は人の集合体だから、現場も、会議も、段取りも、すべて「人と人」が噛み合って初めて回る。その噛み合わせを良くするのが、日々の会話や雑談だったりする。何を話したかよりも、誰と話せるか。その関係性が、いい現場、いい職場をつくるのだと思う。














十)声をかける。聞く耳をもつ。確認を怠らない。それだけで、仕事は驚くほどスムーズになる。話さないと伝わらないし、伝えないと始まらない。だから、常にちゃんと話すことから始めてほしいと思う。まずは一言、「調子どう?」からでもいい。それだけで、空気が動き出すのだ。

 
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