2023年11月14日

運のいい人について

1)私は自分で運がいいと思っているし、自分には家柄も能力も学歴も無いので、運だけはいいのだと自分に言い聞かせている。どんな悪いことがあっても「この程度で済んだのは運がいいからだ」と考えるようにしている。













2)だから普段も「ここで運を使うのはやめとこう」とか「運を貯めよう」と考えながら選択や意思決定している。ただ、もっと運が良くなるような行いなど全く出来ていないのが反省点。そこで面白そうな本を見つけたので読んでみた。『科学がつきとめた運のいい人(中野信子著/サンマーク出版)』












3)書名からすると若干スピリチュアルな印象を受けるが、著者は東大卒の脳科学者で医学博士でもあり、統計や実験、医学的な知見が盛り込まれており腑に落ちる内容。私がノートに書き留めた一部を紹介したい。小難しい専門用語の科学的な根拠は省略した。※印は私の勝手な所感。















4)「運のいい人は世界の中心に自分をすえる」「新しい何かを身につけたり、得たりしようとするのではなく、すでに自分に与えられているものを生かしきるのです。これが運のいい人になるための近道のひとつです」※これは自己中心的にということではなく自分を大切にするということ。














5)「プラスのイメージに特別な根拠はいりません。根拠のない自信さえあればいいのです。そのほうがプロジェクトが成功する確率が高まるのです」※このことを証明する実験の記載は割愛するが、私の場合、根拠のない大きな自信に襲われて失敗するがそれは経験だと思っている(笑)。














6)「運のいい人は『運がいい』『ツイている』と声に出して言う」※実は私も30年以上、毎朝声に出して言っている。「私はできる。私は必ずうまくいく。私はとても運がいい。私は必ず成功する。私は絶対勝つ」














7)「運のいい人は自分のストレスレベルを上げる」「人は平穏無事、安心、安全な状態にいるときよりも、適度なストレスがかかっているときのほうが力を発揮できる」「運がいい人はあえてリスクのある道を選ぶ」※私もこれに似ているが周りの理解や同意を得るのがとても難しい。














8)「運のいい人は品のある行動をとる」「運のいい人はライバルの成長も祈る」※私は全く出来ていない。品のない言動ばかりで、いつもライバルに打ち勝つことばかり考えているので、せっかく運が貯まっても、これで相殺されているような気がする(苦笑)。














9)「運のいい人は不安と上手につきあう」「不安は人が生きていくうえで必要な機能とも言えます。不安があるからこそ人は備え、工夫し、努力できる一面があります」※会社を経営しているといつも不安はつきもの。経営者こそ不安から逃げずしっかりと向き合う必要がある。














10)「運のいい人は具体的な目的を持つ」「運のいい人は目的や目標を自分なりのしあわせのものさしで測る」※私も19歳のときに人生の目的や目標を具体的に紙に書き、今もずっとその実現にむけて取り組んでいるし、それが当社の経営理念やMISSION、VISIONになっている。

 
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2023年10月19日

朝の参拝について

1)先日、ある上場会社の社長が主催する経営塾に参加したあとの懇親会で、私がFacebookに毎日投稿している神社の写真で、私がいつもいろんな神社巡りをしてとても信仰心厚く神社マニアのような印象を持たれているということを聞いた(笑)。https://www.facebook.com/tetsuya.1225













2)私は毎朝、通勤途中に事務所を構えている地域の氏神様にお詣りして出社しているので、基本、毎朝投稿しているのは本社近くの塩崎神社か東京事業所近くの日枝神社日本橋摂社だけ。先日、東京の寝床のすぐ近くの高尾稲荷神社を発見して初めてお詣りした。














3)私のFacebookだけ見るととても信仰心厚く見えるかもしれないが、ただただ通勤途中に毎朝神社に寄って、神様に手を合わせて感謝しているだけで、たまに律儀な人だと過大評価されるが氏子でもなんでもなく、至って普通の一般参拝者と同じ。














4)以前まではFacebookへの投稿は、神社境内をいろんなアングルで写真を撮って投稿していたが、毎日のことだからどうしても同じアングルにもなりがちで、あるとき「同じ写真を使いまわしているんじゃろー」とからかわれてから自分の顔が入るように慣れない自撮りをはじめた(笑)。














5)投稿するときは、毎朝読んでいる本で刺さった言葉や頭に留めておこうと思った言葉、前日に人から聞いてメモした言葉を自戒も含めて写真と一緒に投稿しているので、私にとっては我が身を振り返る良い習慣になっている。














6)そもそも毎朝神社(氏神様)にお詣りするようになったのも、大した決意とか願掛けがあるわけではなく、弊社に神棚を祀っていなかったことと、早朝のウォーキングでたまたま近所に氏神様が鎮座されていたのを発見しただけのこと。













7)でも毎朝神社にお詣りすることは、とても清々しくて気持ちよく、自分のメンタルをしっかり整理できて、今では毎朝必ずお詣りしないと気持ち悪いというか、一日が始まらないような気にさえなる。











8)またお詣りするときは決して願掛けすることはなく、ただただ手を合わせながら家族の顔や社員の顔、お世話になっている方の顔を思い浮かべて感謝したり、名前も顔も知らない遠い先祖や古の先人に思いを馳せたりしている。














9)最近では不思議と、憎たらしい人や腹がたった相手、がっかりさせられた人の顔も思い浮かべながら手を合わせていると「とは言ってもあの人も良いところあるよな」とか「態度は悪いけど能力は高いよな」「ひょっとしたら俺の方が悪いかも」とか考えられるようになった。














10)あと、お詣りするようになってから地方の神社や神話、古事記、日本の文化、歴史、言葉、国民性などに興味が湧いてきて、いろんなことが分かって楽しくなってきた。神社にお詣りして悪いことは一つもない。みんなにもぜひ参拝の習慣化をおすすめしたい。

 
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2023年10月12日

10年日記について

1)私は2009年から敬愛する方に勧められて10年日記なるものをつけており現在2冊目に突入。1冊365ページあって、日付のついた各ページが10等分に分けられており、1ページに10年分を書かれるようになっている。同じその日の過去が一目で見れるようになっている。














2)毎朝6時過ぎには出社して前日の日記を書いたあとに、当日の過去の出来事を読み返しては、その時のことを思い出すのが楽しみになっている。もちろん良いこともあれば悪いこともあったし、今でも思い出しては恥ずかしくなったり嬉しくなったりする。














3)その時の自分自身の感情や考え、判断、行動を振り返って、過去の自分にエールを送りたくなることもあるし、のちになって失敗することも知らずに、そこへ向かって突っ走っている自分の様子を垣間見て、情けないやら可笑しいやら。ここにその一部を自戒も含めて紹介したい。(※印は今の私の所感)














4)2009年10月12日(月):午前中は宿題をやり、昼から日建学院に行った。授業が済んでからは会社に戻り、久々にブログを書いた。(※14年後の今日もこうやってブログを書いている(苦笑)。その時の気分や体調によって書いている行数もまちまちだ)














5)2010年10月12日(火):今日は米子へ行き、ホテルの池の底の高さを測量した。由緒ある日本庭園を露天風呂に改造する計画らしい。(※その後、このホテルは実際に日本庭園を露天風呂に改造したが悪評で業績が落ち、数年後に原状回復したが景観は元に戻らなかった)













6)2013年10月12日(土):今日から3連休だ。日中は会社でゆっくりして夜は散髪に行き、22時半には終わったので、山福(同級生の和食店)へ行って飯を食べて、大将と二人で2件呑み歩いた。(※22時半から呑みに出るほど当時は元気があった。今はこの時間は寝ている)














7)2015年10月12日(祝日):今日は11時にはチェックアウトして12:25分の飛行機で羽田から岡山へ戻り、そのまま会社へ帰って宿題をした。夜はS君とT君(二人とも社員)とラジャ(ステーキ屋さん)へ行き食事をして帰った(※宿題というのは大学院の課題。当時東京の大学院に通っていた)














8)2016年10月12日(水):今日はS君とO君の個人面談をしたが、二人共、本当によく頑張っていると思う。こういう若い芽を潰さないようにしないといけないと思う。(※数年後、残念ながらこの二人は転職してしまった。この時の気持ちを忘れないようにしたい)














9)2018年10月12日(金):今日は朝から東京事務所で仕事をして夕方から東京NBCの英語研究会に参加した。とても勉強になった。でも体がしんどい。やはり疲れていると思う。コンビニでドリンクと薬を買った(※この頃はIPO準備に取り掛かっていたの心身共にハードだった)














10)ほんの一部をかいつまんで紹介したが、過去の日記を振り返るたびに、当時お世話になった方や助けてくれた友達、迷惑をかけてしまった方々に思いを馳せる。また当時の自分自身の未熟さや勉強不足、そして今、年をとってしまったことを痛感する。

 
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2023年10月02日

趣味について

1)私は21歳の時に一人で無一文から創業して以来、とにかくがむしゃらに働いてきた。特にそれが大して苦ではなく、マグロのように常に動いていないと死んでしまうかのごとく、公私の区別なく365日24時間、仕事のことばかり考えていた。














2)だからいつも人から趣味を聞かれるたびに、趣味らしいものが無かったので「趣味は仕事と読書」と答えていた。今から振り返ると、何と人間味もなく、親しみもない、可愛げのない返答だったかと苦笑いしてしまう。














3)確かに私はそれまで趣味がなく、休日も会社に居ないと落ち着かないし、家に居てもパソコンで仕事するかビジネス書や歴史書を読み漁っていた。大学院に通っていた3年間は休日だけではなく、平日の早朝や夜も経営の勉強ばかりしていたし、それで充実していた。














4)しかし、それは自分にとって楽しいことや面白いことをすると、ラクなことをして何かサボっているような気になったり、自分が遊んている間にライバルに抜かれるような焦りに襲われるから、自分に負荷をかけていた気がする。














5)読書といっても小説は読まず、専らビジネス書や偉人伝、歴史書、自己啓発本ばかり読んでいたから決して趣味とは言えず、経営やビジネスの参考になるような本ばかりなので、仕事の延長みたいなもの。














6)でも50歳を過ぎて、残り寿命が刻々と減っていくなかで、趣味も大切だと思うようになった。仕事ばかりの人生ではなくて、仕事と自分と家族という3つの円でバランスが取れた人生が理想だ。以前の私は仕事という大きな円の中に自分と家族がある感じだった。














7)現在は趣味と言えば居合、座禅、マウンテンバイク、オンロードバイク、オフロードバイクなど。囲碁にももう少し時間を割いて上手くなりたい。居合や座禅、囲碁は前からやっていたが、自転車とバイクは最近だ。













8)居合と座禅、囲碁はスポーツや趣味というより文化や伝統に触れ、自分の心技体を高めるような感じだが、自転車やバイクはスポーツ感覚でやっている。特にマウンテンバイクは体力的にはきついが山を自転車で下りる時の爽快感は大きいし、心身共に良い。














9)一昨日はオフロードバイクに乗り、山の中で何度もこけて、右膝を捻挫して今でも歩いたり座ったり階段を上り下りするのに難儀をしているが、自然の中で風を切りながら走るのは気持ちいいし、懲りずにまた行きたいと思う。














10)「釣りバカ日誌」の浜ちゃんみたいに、仕事よりも趣味の魚釣りばかりに没頭するのもどうかと思うが、しっかり働いて、頑張った分だけ自分の健康のために趣味に講じるのは残りの人生を豊かにする。年を取ると心身両面で健康を考えるようになった。

 
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2023年09月01日

整える習慣について

1)この度、勧められて読んだ本に書いてあったことは、ぜひうちのみんなにも実践してほしいと思ってこちらに紹介したい。その本は『整える習慣(小林弘之著/日経BP)』。著者は医師であり、プロスポーツ選手のパフォーマンス向上を指導されているので信ぴょう性は大。














2)本書はパフォーマンスを上げるために、整えるための習慣を心・技・体についてバランスよく具体的に書かれてあり、且つ、自律神経など医学的に根拠ある内容なので、継続して実践する価値は充分あるし期待できる。以下の※印は私の勝手な所感。














3)「シャツは白一択」:考える必要のないことについては徹底的にルール化しオートマチックにしてストレスを軽減すること。(※これはユニフォームも同じ。私服とは違って、そこに個性とか自由度とか種類の多さはかえってパフォーマンスを下げるということ)














4)「帰る前の片づけ」を儀式にする:わずかでもコンディションを乱している状態で出社したらデスク回りが散らかっている状態が想像以上のストレスとなります。そうなると自律神経はさらに乱れ、その日の仕事のクオリティは確実に落ちます。(※だから常日頃の整理整頓は大事)














5)「ゆっくり静かに伝える」:自律神経を整え、自分のコンディションを保つコミュニケーション法として「ゆっくり静かに伝える」はオススメです。これを意識するだけでストレス要因は圧倒的に少なくなり自律神経が乱れる機会を減らすことができます。(※私は早口なので気をつけたい)














6)「入浴法。お湯は39度、全身浴5分+半身浴10分」:最初は全身浴を5分。首には自律神経を司るセンサーがたくさんあるので、首までつかってじっくり温めると、それだけ体の状態は整ってきます。(※私は今まで45度のお湯に入っていたので早速改善)














7)「1日2杯ブラックコーヒーを飲む」:セロトニンやドーパミンの分泌量を増やし、抗うつ効果があることも分かっています。(中略)コーヒーは大腸の蠕動運動も刺激するので腸を温めることができれば一石二鳥で腸の活動をサポートできます。(私は真夏でもホットのブラックを飲んでいる)














8)「感謝するほど自律神経が整うものはない」:「今日も一日ありがとうございました」と心の中で唱えているとき、人は誰でも、ゆっくりとした、深い呼吸になっています。体の中では交感神経が徐々に下がり、副交感神経が高まってきて「休息モード」「睡眠モード」にスムーズに切り替わっていきます。その流れのまま眠りにつくのですから睡眠の質が高くなるのも当然です。














9)「落ち込んだら迷わず階段を上り下り」:メンタルの問題をメンタルで処理しようとしてはいけないのです。(中略)体を動かすことで血流がよくなりますし、疲れない程度に階段を上り下りすると、そのリズミカルが動きによって副交感神経が高まり、自律神経のバランスはよくなります。














10)コロナ禍や働き方改革、食品や電気代の高騰など、不可抗力な外部要因で生活習慣が急激に大きく変わってきている昨今、メンタルもネガティブになりがち。この本を読んで他にも参考になることがたくさんあるので、みんなには是非一読をすすめたい。

 
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