2017年10月16日

グローカル企業について

▼最近「グローカル(Glocal)」という言葉を聞く機会が増えた。とてもいい言葉だと思っている。グローカルとはグローバル(Global:地球規模の、世界規模の)とローカル(Local:地方の、地域的な)を掛け合わせた造語で、「地球規模の視野で考え、地域視点で行動する(Think globally, act locally)」という考え方。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼そしてグローカル企業とは文字通り「グローバル×ローカル」を実践している企業であり、地域に根ざした世界企業ということができる。また大都市ではなく地方に本社を持つ企業で、世界的水準で事業を展開しながらも、地域密着性が高い中小企業という意味でもある

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼このグローカルという言葉の意味には、うちのPolicyにある「Bigな会社よりHeroな会社を目指すこと」 に通じる部分がかなり多い。なぜならばこのPolicyには「世界で稼いで地元で遣う」「小さいチームで大きい仕事をする」という気概が込められているからだ。まさしく「Cool local,Cool company(カッコいい地方、カッコいい会社)」 というフレーズがピッタリだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼いつの時代もどこの国も、大きな変革を成し遂げてきたのは地方の田舎者たちだ。我が国でも明治維新が良いか悪いかは別として(最近では明治維新に対して違う見解、時論が多くなってきたので)、国を変えてきたのは「よそ者、若者、変わり者」と言うではないか(ここでは薩摩藩・長州藩・土佐藩を指している)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼現在、世界を変えて圧巻しているフェイスブックやグーグル、アップル、マイクロソフトなどアメリカの超巨大企業が集中するシリコンバレーやシアトルだって間違いなく地方でありド田舎だ。アメリカの地方の会社が世界を変えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼日本でも同じ。トヨタ自動車の本社は愛知県豊田市という決して便がいいとは言えない田舎にあるし、ホンダだって静岡県浜松市が発祥だし、ユニクロも本社は山口県宇部市だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼私たち田舎者は地方で生まれ、地方で育ち、地方の土に還る者として、地元地域の未来のために貢献する義務があるし、地域経済の発展に寄与する使命がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼私たちが曲がりなりにも地方の経済人の端くれとして地域や国に貢献出来ることといえば、大それたことは出来ないが、しいて言えば雇用と納税と消費だ。だから他所で稼いで「地元で遣う」ことにこだわる。地域に尽くす者が地域に報われるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼私たちもいつか何十年か後に「ラックスの本社って広島県福山市にあるんだって」と言われるようなグローカル企業を目指そう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓うちもいつかこのランキングに載るようになりたい。

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