▼「人間五十年 下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり。一度生を得て滅せぬ者のあるべきか」とは織田信長が好んで舞ったといわれる『敦盛』の一節。
▼これを現代では「人の一生とはせいぜい50年に過ぎない」とか「50歳で尽きる命とは儚いもの」という意味に捉えられているが本当は「人の世の50年の歳月は下天の一日にしかあたらない、夢幻のようなものだ」という意味。
▼そう考えると私達の人生はほんの一瞬。星が瞬く間に人の一生は終わっては生まれ、終わっては生まれているようなもの。
▼私が26歳の時、所属していた中小企業家同友会青年部の先輩が言った言葉を今でも忘れていない。
「私の父は50歳の時に交通事故で亡くなった。それからというもの私は人生50歳までと決めて判断し行動するようになった」
▼そもそも以前から長生きしたいとは思っていなかった私はその言葉にひどく共感して50歳を大きな節目と考えて生きてきたが、あれからあっという間に22年が経ち、今では48歳。その節目まであと残り2年。
▼スティーブ・ジョブスの有名な言葉を思い出す。
「もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?」
▼人生とは自分のやりたいことをやるためにやるべきことをやることだと思う。それが仕事であったり、社会貢献であったり、世のため人のためになることなのだ。
▼天から見れば人の一生などほんの一瞬かもしれないが、その一瞬一瞬を懸命に生きるのが人生。「一所懸命」ではなくて「一瞬懸命」だ。そう考えると決断に迷いがなくなる。
↓昨日、同じ大学院で共に学んでいるパソナの高木さんのご案内で大手町にある本社を訪問し見学させて頂いた。大きな衝撃と感銘を受けた。こんな会社を目指したいと思った。まず驚いたのはEVホール。扉が全部それぞれデザインが違う。
↓社員食堂。昼は低料金で利用出来て、夜はなんと「無料」とのこと。社員の健康を考えてのことだと。
↓社員さんの英会話教育のために設置されているサロン。
↓サロン内部と日本人社員さんの英会話教育のために採用された海外からの社員さんたち。
↓インパクトある屏風
↓積極的に行われている障がい者雇用。健常者と分け隔てなくいろんな部署に配置されているとのこと。 これは障がい者の社員さんが制作した商品。
↓屋内にある田んぼ
↓そして驚愕したのは屋内牧場。臭いも非常に少なく、最新の設備のもとでたくさんの動物達が暮らしている。これはフラミンゴとその雛たち。
↓牛。
↓子豚
↓山羊
↓こちらで生まれた子山羊で名前は「てっちゃん」。てっちゃんがてっちゃんを抱いている。
↓まだまだこのブログには収まりきれないほどの写真や情報がある。
高木さん(右側)、この度はいい機会を作ってくれて本当にありがとうございました!