2018年05月27日

学ぶことについて

▼先日5月20日、3年間通った東京のグロービス経営大学院の卒業式があり、とても感慨深いものがあった。とても長かったような、いや短かったような・・・。でも私の行き当たりばったりの人生の中で一番勉強した充実した3年間だったと思う。同院を勧めてくれた心石工芸の心石社長には本当に心から感謝している。

▼当初、単科生として入校した4月から3ヶ月間は大阪校へ通ったが、その年の6月から東京営業所に室さんが入社したこともあり東京での人脈作り、仲間作りのため7月期からは東京校の日曜日のクラスを選択。岡山空港から朝一の便で羽田に飛んで、朝10時から始まる午前のクラスと午後2時から始まる午後のクラスを二つ通して受けて日帰りで帰っていた。

▼しかし二年目からは最終学歴が高卒である私は本科生として入学するためには、大卒と同等の能力があるかどうか事前資格審査をパスしなくてはならなかった。これが運良くパスし、続けて一次審査、二次審査を通過し晴れて本科生として入学したのが2016年4月。あの時の感動は今でも忘れない。

▼本科生になってからはクラスも基礎クラスから応用・展開クラスへとレベルアップするのと、クラス後の懇親会への参加を薦められてから二泊するようにした。土曜日に上京し夜のクラスを受講してそのあとの懇親会に参加して一泊、翌日の日曜日の朝から夕方まで二つのクラスを通して受講した後また懇親会に参加してもう一泊、翌日の月曜日に東京営業所に寄って最終便で帰福するというリズムになった。このリズムを二年続けた。

▼でもこのクラス後の懇親会、いつも参加して本当に良かった。単科生だった一年目も無理してでも懇親会に参加するべきだった。宿泊費をケチったのが悔やまれる。クラス後の懇親会では講師の方や仲間との距離が本当にグッと縮まって、東京校へ入学した動機であり目的でもある人脈作り・仲間作りを大きく果たすことが出来た。

▼この3年間で学んだことを全部ここで語ることはとても難しい。うちのみんなには時間をかけて学んだことを少しずつ共有していきたいと思っているが、受け取る側に学ぶ気がないと意味がない。私がこの3年間で結論に至った成長する企業とは「学習し続ける組織」であること。当然ながら行動や理念、戦略が大事だが、それらに可能性を持たせ確実にするものは「学習し続けること」以外にない。

▼とりあえずうちのみんなに学習する気になってほしいので（笑）、ハーバード大学の図書館の壁に掲げられていると言われている言葉を捧げる。

1. 今居眠りすれば、あなたは夢をみる。今学習すれば、あなたは夢が叶う。

Sleep now and a dream will come out; Study now and a dream will come true

2. あなたが無駄にした今日はどれだけの人が願っても叶わなかった未来である。

Today you wasted is tomorrow loser wanted.

3. 物事に取りかかるべき一番早い時は、あなたが「遅かった」と感じた瞬間である。

The earliest moment is when you think it's too late.

4. 今日やるほうが、明日やるよりも何倍も良い。

Better do it today than tomorrow.

5. 勉強の苦しみは一瞬のものだが、勉強しなかった苦しみは一生続く。

The pain of study is temporary; the pain of not study is lifelong.

6. 勉強するのに足りないのは時間ではない。努力だ。