2018年11月25日

大学生について

▼先日、福山平成大学経営学科一年生の学生二人が弊社へ取材に来られた。質問に応じたのは私と工事部の玉川。玉川は福山平成大学のOBで彼らの先輩だ。彼らも将来は地域経済界を背負って行く期待の星であり私も曲がりなりにも経営者の端くれ。少しでも彼らに何か伝われば本望だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼私とのやりとりは下記の通り。
Q:会社にとってのターニングポイントや、転機はありましたか?
A:十数年前、公共工事が激減して翌年の売上が半減した時が大きなターニングポイントとなった。売上の大半を公共工事に依存していたので、営業力を強化して民間工事へとシフトし元請受注に注力した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q:現在、最も力を入れている事業・サービスはなんですか?
A:現在も特殊建築物のリノベーションに注力していることに変わりないが、屋上の利活用の提案に力を入れたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q:社長さんや会社が大切にしている座右の銘(経営目標)はありますか?
A:当社のポリシーでもある「BIGな会社よりHEROな会社を目指すこと」。これは大きい会社よりもカッコいい会社を目指すということで、カッコいい会社とは小さいチームで大きい仕事をする会社だと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q今後の展望や、ビジョンなどお聞かせください!
A:とりあえず株式上場。優秀な人材や施工協力会社の増強など範囲を広げて事業展開を加速させたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q:なぜ福山で起業されたんですか?
A:偶然、福山で生まれて福山で育ったから(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q:起業までのプロセスを教えてください
A:まずは出来るだけ具体的に目標・計画をたてること。そしてそのための人脈を出来るだけ多く作ること。あとは成り行き。起業するまで綿密に考えすぎてもダメ。結局、起業しない方がいいということになってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q:建築業に疎いのですが、御社ではどのような事業をしておられるんですか?
A:特殊建築物といわれる学校・工場・ホテル・病院・集合住宅・ビルなどに特化した屋根や屋上、外壁、内装の改修・補修工事や耐震補強工事。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q:リフォームとリノベーションの違いとは何ですか?
A:この二つの言葉にはっきりとした定義はないが、弊社では「リフォーム」とは古くなった建物を新築時の状態に戻すこと、「リノベーション」は新築時を超える付加価値を生み出すことだと考えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q:建築というと、差別化をするときに「デザイン」ということしかイメージできないんですが、日本が世界に誇る技術やラックス様の国内外に対する強みを教えてください
A:弊社には国内外に対する強みはまだないが、建築で差別化するにはデザインだけではなく「スピード」であったり「経済性」であったり「利便性」「収益性」「サービス」なども強みになりうると考えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q:経験の長い社長さんに聞きたいんですが、「職場」とはどのような場所ですか?また「幸せな働き方」はどのようにすれば実現できると思いますか?
A:「職場」とは船のようなもので、それは社員は乗組員であり社長は船長で、それぞれ役割も違えば立場も違うけれどお互い運命共同体として目的地まで時間(年月)を共にする場所ではないだろうか。「幸せな働き方」とは宝探しのように働くことだと思う。どんな仕事も楽しいだけではなく時には悔しい思いや辛い経験などもあるけれど、それを乗り越えて宝物(たとえば成果・実績・報酬など)を手に入れたときに得られる達成感や充実感などは格別のものがあると思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q:世界最強の会社とは、どのような最強なんでしょうか?
A:私が考える世界最強の会社とは、ある特定の業界や分野に大きなインパクトを与え続け最先端を行く会社。あくまで世界最大ではなく世界最強を目指したい。最大はちょっと無理だけど最強は可能だと思っている。世界最強の中小企業(苦笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q:なぜ、様々な職業の中から建築業を選ばれたのですか?
A:私は高校時代に少しやんちゃしていたので就職に苦労していて地縁で雇ってくれた会社がたまたま建築会社だった(苦笑)。ちなみにこの会社は私が創業したのちに倒産している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q:社長さんが学生時代にしておけばよかったことやしてよかったことなどを教えてください
A:もっと勉強しておけばよかった。友達はたくさん作って良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q:さしつかえなければ、19歳のときの壮大な夢の計画とはどのようなものか教えてください
A:「建設業、運輸業、観光業、不動産業において世界中心的な会社を作ること」。この中になぜ観光業と運輸業を入れたのか今となっては覚えていない。(※実際に19歳の時に書いた人生の計画書が残っており、その原本を見せながら説明した)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q:それは、どこまで進んでいますか?
A:全く進んでいない。まだ1割いや1%も満たない(苦笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q:常に夢を追いかけ続けるうえでの心がけを教えてください
A:夢を叶えたときの光景をイメージし続けること。そして夢だけではなく志も併せて持つこと。夢と志の違いが分かる?私が考える「夢」とは自分のなりたい姿、自分が死ぬまでにやりたい事であり、「志」とは自分以外の何かのため誰かのために力を尽くし人生を掛けて取り組むこと。君たちの「夢」を叶えるために喜んで協力してくれるような物好きの人はいない。「志」に共鳴してくれて協力してくれるのだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q:社長をしていて、やりがいを感じるときはどのような時ですか?
A:新しいことや難しいこと、大きいことに挑戦するとき。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q:社長の考えるコミュニケーション能力とは何ですか?
A:相手の声に傾聴し、相手に分かり易く話す能力

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q:福山という地域に貢献したい、という思いなどはありますか?
A:もちろんあります。世界(全国)で稼いで地元で遣うのが理想。地元で稼いでよそで遣うのは最低。基本、雇用・納税・株式公開が手っ取り早い地域貢献だと考えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Q:大学生に限らず、夢を持っていても踏み出せない人もいると思います。そのような人にメッセージを送るとすれば、どのようなメッセージを送りますか?
A:世界の中心は地元であり、人生の主役はいつまでも自分。物語を描くのも演出するのも舞台を作るのもすべて自分。その物語に計画や目標、夢、志を盛り込んで演じ切る。死ぬまでその物語の主役であり続けること。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓先日11月21日、お招き頂き参加させて頂いた商工会青年部全国大会広島大会。

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↓大懇親会の会場は旧広島市民球場跡地

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↓舞台は会場中央に設けられており、参加された方々がより多く楽しめるように配慮されていた。

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↓恐縮ながら鏡開きに登壇させて頂いた。

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↓初めて生で観た神楽。迫力あり、伝統あり、見応えあり。

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↓八岐大蛇。また観たい。

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