2018年12月02日

日本国について

▼この度、日頃からお世話になっているお方から頂戴した本「日本国紀(百田尚樹著・幻冬舎)」を拝読して改めて我が国「日本国」について考えさせられた。自分自身が生まれ育った国について、あまりにも知らないことが多過ぎたことを痛感し自省の念に駆られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼この本は古代の縄文時代から平安時代、戦国時代、江戸時代、明治、昭和を経て現代に至るまで日本の歴史について書かれており、これまで学校で習っていないことや直近に判明した史実、最新の情報、著者の独自の仮説と見解などとても興味深く、一冊で日本をまるごと理解できるような内容だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼約500ページ超に及ぶボリュームある本だけに読み応えあるので、是非うちのみんなには読んで欲しいし、日本国や日本人について深く考えるいい機会だと思う。世界も国家も時代も常に変化しているので、これが「絶対」というものはないし「正解」というものはないと思うが、決して忘れてはならないものがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼この国の成り立ちやこれまでの道のり、歴史、事実を知ることは、自分の地元や家族のことについて知ることと同じであり、知れば知るほど関心も高まり、愛情も深まり、今後この国の中で自分自身がどうあるべきか、どう生きるべきかを学べる。以下は記憶に留めておきたいと思った内容の一部。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P17「『漢書』をはじめとする古代中国の歴史書には日本は「倭」と書かれている。「倭」という文字には「小さい」「従順な」という意味があるが決して良い意味を表す文字ではない。中国では昔から周辺国の国名や人物には賤しい意味を持つ文字を当てる。国名では「匈奴」「鮮卑」「奴国」などだ。邪馬台国にも「邪」という賤字が使われ、卑弥呼にも「卑」という賤字が付けれている」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P127「銀閣については(中略)京都府教育委員会が行なった調査で銀箔説はほぼ否定され二階の壁が内外とも黒漆で塗られていたことが判明している。そもそも金閣・銀閣という名前自体が江戸時代に付けられた通称で、もともと二つは対照させられる建物ではなかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P149「戦国時代の後半に日本にやってきた宣教師たちは一様に日本人と日本の文化の優秀さに感嘆している。(中略)彼らが本国のイエズス会に書き送った中から日本人に言及したところをいくつか紹介しよう。『この国の人々はこれまで私達が発見した国民の中で最高に人々であり日本人より優れた人々は異教徒の中では見つけられないでしょう』『驚くほど名誉心の強い人々で、他の何よりも名誉を重んじます。彼らは恥辱や嘲笑を黙って忍んでいることをしません』」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P186「就学率は地方によって違うが江戸では70〜80%だったといわれる。江戸時代の庶民が世界一高い識字率を誇り世界でも類を見ないほど高い教養を持ったのも自明である」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P220「私は忠敬が作った地図を前にすると唖然とする。当時の平均寿命を超えている年齢から暦学を学び55歳から71歳まで日本全国を歩いて測量するなど想像もつなかない。忠敬の残した緯度の誤差は約千分の一である」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P232「何がベストであるか分からなかった阿部正弘(備後国福山藩主)は全国の諸大名に対して忌憚なき意見を出すようにと命じた。やがて大名に止まらず旗本や御家人、さらには町人にまでアイデアを求めていく。(中略)庶民が政道そのものに意見できるという状況は日本史上なかっただけではなく当時の世界を見渡しても例がないことであった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P257「日輪のマークは天下統一の象徴であり源平合戦の折にも平氏は『赤字金丸』、源氏は『白地赤丸』を使用した。(中略)江戸時代には『白地赤丸』は意匠の一つとして普及し様々な場所で用いられ幕府は公用旗として使っていた。(中略)つまり『日の丸』は正式に国旗として決められる前に7百年も前から日本という国を象徴する旗として使われていたのだ。現代の一部の人々が『軍国主義の象徴である』という理由で『日の丸』を嫌悪するが根拠不明ないいがかりである。伝統も歴史も知らぬ馬鹿者としかいいようがない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P280「(中略)幕末から明治にかけて日本を訪れた欧米人の書き残したものにはこんな(日本人に対する感銘を受けた)話が山のように出てくる。(中略)幕末の動乱の中で、多くの武士が日本の未来をかけた戦っていたその時も、庶民は日本の美徳を失うことなく毎日を懸命に生きていたのだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼以上、500ページを超える本だけに書き留めておきたいところを書き出すときりがない(苦笑)。このあたりでやめておくが、著者は本書の中でこのあとの明治大正に続く昭和時代ほど書くのが辛い章はないと述べている。確かに読み進めるに従って辛いものがあったし涙腺がゆるんでしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼私も深く同意する本書の巻末にある著者の言葉で締めくくりたい。
「私が何よりも深い感謝を捧げたいと思うのは我が祖国『日本』と、この国に生き、現代の私達にまで生を繋いでくれた遠い父祖たちです。飛鳥時代、いやそれよりはるか昔から、この島に生まれた人々が日本の風土に育まれ、苦労を乗り越え、永らえてきたからこそ、今の私たちがあるのです。そして私もまた未来の日本と日本人へと生を繋げ、国を繋げる環の一つであること、その使命の重さを感じています」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓先月、西条にて開催された広島県連平成27年度会長同期会。このメンバーで集まるのはいつも楽しい。今年、長い歴史に終止符を打たれる地元で有名な旅館藤乃家にて。

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↓早く会場に着き過ぎたので当家の檜風呂へ

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↓二次会の店へ移動中に偶然発見した建物

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↓よく見ると、こんな看板が掛けられている。

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↓とても不思議な思いで拝見したが何とかならないものかと思った。折角の綺麗な町並みがもったいない。 

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↓二次会の店に到着。私は「ルパン契ぁ廚鯒唱中(笑)。

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