▼うちでは毎年春に親睦を深めるために社員旅行へ行く。行く先は毎回、親睦委員会のメンバーが決めるので私も寸前まで行き先を知らされない。
▼この度はバスを貸し切って山口県まで行き、津和野、瑠璃光寺の五重塔、湯田温泉、秋吉台のカルスト台地、サファリパーク、秋芳洞など観光巡りをした。
▼私は生きてるうちに、いろんなところへ行ってみたい。そこでしか食べれないものがある、そこでしか呑めない酒がある、そこでしか見れないものがある、そこでしか会えない人がいる、そこでしか聞けないことがあるのだ。
▼また仲間と一緒に行けば、より一層楽しい。普段、会社で一緒に仕事している仲間と時間を気にせずに共に食べて、共に呑んで、共に楽しみ、共に寝る。最近では宿泊も多くが個室を希望する傾向が強いが、私は和室で仲間との雑魚寝が好きだ(笑)。
▼日本商工会議所青年部へ出向していた折には、宿泊先を行き先の単会が手配することがあるが、そういう場合は初めて会う複数のメンバーと同じ部屋に宿泊することがあり、その時に知り合った仲間とは今でも長く付き合える仲になっている。
▼中国故事で「絆を深めるために美味しいものを食べる」という意味の言葉や、ことわざでも「同じ釜の飯を食う」「寝食を共にする」という言葉がある。
▼これらの言葉には美味しくものを一緒に食べて団欒のひとときを過ごしお互いをよく知るということや、仲間として仕事や生活を共にして苦楽を分かち合うという意味だ。
▼だから私は食事会や旅行はとても大切だと思っている。必ず家族揃ってご飯を食べるという家庭はとても円満で健康的で良い子が育つと言われるではないか。
▼最近増えてきたM&Aでも「同じ釜の飯を食う」ことが対立や反発を防ぎ、より早くお互いの理解や関係性を深められて大きく相乗効果を上げることが出来ると言われている。
▼科学的にも「同じ釜の飯を食う」効果が実証されているとのこと。それは同じ振動数や周波数、感覚を共有しお互いの脳波や感情が「同期化」するということらしい。それはスポーツや共同作業でも同じことが言えると思う。
▼私の好きな言葉に「会社と思うなチームと思え、仕事と思うな試合と思え」という言葉があるがこの好きなチームで絆を深めるために今後も食事会や旅行をしっかりと続けていきたいと思う。
↓この度の社員旅行で行った秋吉台サファリパーク。まず百獣の王ライオン。
↓カバではなくサイ
↓バスの前を横切るシマウマ
↓一度乗ってみたいラクダ
↓ヤギの子供達
↓虎。ライオンとどちらが強いか見てみたい。
↓ホワイトタイガー
↓熊。くまのプーさんのモデルになっている種類とのこと。
↓日陰に寝そべって休んでいるカンガルーたち