2020年01月13日

ずけずけ言うことについて

▼ 年末年始の連休中に「GREAIT BOSS〜シリコンバレー式ずけずけ言う力〜(オム・スコット著/東京経済新報社)」という本を読んだ。400ページ越えのなかなかボリュームのある本だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼内容もかなり骨太で、GoogleやAppleでキャリアを積み、自分でも起業して倒産までさせた著者の豊富で赤裸々な体験談と、積み重ねた知見は下手なコンサルタントよりよっぽど実戦的且つ論理的で腑に落ちる内容ばかり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼私の中ではここ最近読んだ本の中で、ノートに書き写す言葉の量が最も多く、A4版大学ノートの約17ページ分。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P18:上司と部下のいい関係を一番的確に表す言葉を私は見つけた。それが「徹底的なホンネ(ラディカル・キャンダー)」だ。
※人手不足、働き方改革、パワハラ、セクハラ、SNS批判など、本音などなかなか言いにくいこの御時世で、「徹底的なホンネ」をどこまで言えるか。それはリスクも大きい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P45:ひとつは「仕事上の鎧」を捨てることだ。相手を心から気にかけ、プロらしくない自分の姿を見せ部下にもそうするように励ますことだ。もう一つは部下の仕事がお粗末な時は正直にそう伝えることだ。
※相手にホンネを正直に言えるまでには時間もかかるが、それは相手を心から気にかけていることが大前提。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P51:これは自覚しておいた方がいい。上司というのはあくまで仕事上の役割で、人間の優劣ではない。
※この言葉は私を含めてうちの幹部や役職者はしっかりと肝に銘じておくべきだろう。上司にあるのは役割と責任だけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P77:ほとんどの人はホンネを語らず無駄に優しい上司より、挑戦的なクソ上司を好むのだ。
※これはほとんどの人ではないと思う。能力や向上心が低い人は前者を好み、やる気があって向上心や志が高く野心が旺盛な人は後者を好むだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P96:人は成功より失敗から多くを学び、誉め言葉より批判から多くを学ぶ。
※誉め言葉の方が相手を動かしやすいと思うが、相手がそれで何かに気づいたり、学んだりすることは少ないだろう。嬉しいよりも悔しい、恥ずかしいから気づけることが多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P113:伝統的な「人材管理」から「成長管理」へと考え方を変えることで、チームの全員がそれぞれの夢に向かえるような環境が生まれ、時間の経過とともにチーム全体が確実に向上できる。
※この部分を読んで、今年からうちの「人事評価委員会」を「成長評価委員会」へ名称を変更した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P158:結果を気にするあまり仲間を気にかける姿勢を忘れてはならない。
※「少数派」「チームワーク」にこだわる私たちにとって「ラックス日常心得」に加えてもいいぐらい価値ある言葉だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P197:適切な情報を持った人ではなく偉い人が決定者になると「くだらない判断」が下される。
※とても耳が痛い言葉。意思決定する際には、自分の狭い知見や偏見ではなく、しっかりと情報や意見、知恵を集めたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P270:メールやショートメールはできれば使わない方がいい。もちろんメールや文字は手っ取り早く感じられるが、メールのせいで起きた誤解を解くのに何時間もかかったことは数知れない。それを考えるとその人の折まで歩いていくか、その人が遠くにいるなら電話をかけた方がいい。
※私もそう思うことがしばしばある。しかも感情的になって複数へメールの一斉送信をしたあかつきには取返しがつかなくなる。業務連絡はメールでもいいが指摘や依頼、重要なことは直接の方がいいだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P384:議論の目的は力を合わせて最良の答えを出すことだ。勝者も敗者もない。
※この点はうちの会議やミーティングはしっかり浸透していると思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼P394:気になる人がいたら声をかけよう。しばらく話していない人にどんな仕事をしているか聞いてみるといい。小さな問題を見つけたらそこに「世界が凝縮されているもの」として対処しよう。小さな問題に気付くことがいくつかの点で役に立つ。
※昨年から出張が多くなった私にとって、みんなと話す時間も確実に減ってきているので、この言葉をしっかり受け留めて、ちゃんと心掛けたい。一人一人に声と気を掛けて、丁寧に耳を傾けよう。

 

↓昨日1月13日に見学に行った新体育館「エフピコアリーナふくやま」

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↓外部には遊具もある

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↓ここはサブアリーナ

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↓トラックはまだ施工中

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↓クライミング。やってみたい。。。

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