2024年02月14日

死について

1)先月、友人から薦められて読んだのが『あした死ぬかもよ?(ひすいたろう著/ディスカヴァー・トゥエンティワン)』という本。とても読みやすく、内容も感慨深いものがあったので、私がノートに書き留めた言葉の一部をここに紹介したい。原文はぜひ購読で。(※印は私の勝手な所感)














2)P1:あなたが生まれた時、あなたは泣いていて周りの人たちは笑っていたでしょう。だからいつかあなたが死ぬ時、あなたが笑っていて周りの人たちが泣いている、そんな人生を送りなさい。(※なるほどなーと。そういう人生でありたい)














3)P5:かつてサムライたちがあれだけ潔く、情熱的に生きられたのは「自分はいつか死ぬ身である」という事実から目をそらさずに「この命を何に使おうか」と日々心を練っていたからです。(※昔の人は「生」や「己」への執着がなく自己犠牲心の塊だったと思う)














4)P34:「いつでもできる」なんてことはこの世にひとつもないんだ。やるならば「今」しかない。やれることは「今このとき」にしかない。(※私も50歳を超えた頃から、そう思うようになった。やりたいこと、できることも年を取ったら出来なくなることもある)














5)P44:過去最高度の不安を10点とすると、この不安は何点?(※この質問は、不安になって怖じ気付いた時に自分自身への質問とのこと。私の過去最高度の不安と言えば10代のやんちゃだった頃。あの頃の不安を10点とするとどんなことも3点以下。これが今の私の危機感欠如を生む)














6)P50:大好きな人が死なずに今日生きてくれる。それ以上の幸福ってありますか?(※これも最近年を取ったせいか、もし自分が死ぬことで大好きな人が死なずに済むなら死んでもいいと思えるようになった。腹が立った時に「もしこの人が明日死んだら・・」と思うと腹も立たなくなった笑)














7)P68:人生の最後の日から見たら、すべての悩みは懐かしい思い出になりますから。つまりあなたは今、「懐かしい思い出」に悩んでいるわけです。(※未来の自分から今の自分の問題を見たらどう言うだろうか?何事も大したことはないと言うに決まっている・・・笑)














8)P96:努力する者はそれを楽しんでいる者には勝てない。(※本当にそう思う。努力する人と楽しんでいる人の差は周りの人の「巻き込み力」だと思う。人は楽しんでいる人に惹かれるし引き寄せられる。だから一人じゃ出来ないことも出来るようになる)














9)P224:やりたいことはすべてやるがいい。人間は死ぬ間際、やったことに後悔する人は少ないものだ。やらなかったことに後悔する。(※若い頃はバカなことやったなぁと後悔するが、振り返ってみると、やっていなかったことの方が多いことに気がつく)














10)P225:人生最後の日を迎える私から見ると、うまくいったかどうかなんて、どうでもよかったんだと分かる。(※結局うまくいったかどうかよりも、周りの人たちが笑って楽しそうだったかどうかが大切なんだと思う)

 
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