2022年9月、山口県下関市の雑貨卸売会社の倉庫の一部が崩落し、
倉庫の前に止まっていた車7台が巻き込まれ、
車内にいた同社社員1名が死亡、
2名が重軽傷を負った事故をご存知でしょうか?
同社倉庫は1970年に2階建てで建築され、翌年に3階部分を増築。
事故当時で築52年で、2階の一部が1階よりもせり出す形になっており、
この「はね出し」部分が丸ごと崩落し、車が下敷きになりました。
(国土交通省「下関市倉庫崩落事故について」より写真を引用)
国土交通省の報告書によると、倒壊した倉庫2階の張り出し部分は
斜めに入った3本の鉄骨材で支えられていましたが、
この鉄骨材を柱などに接合するプレートが腐食で破断したことが
原因と見られます。
同社社長は会見で、「建物の老朽化が原因の一つと思う」と述べ、
かねて建て替えを検討しながら先送りにしていたことを明らかにしました。
事故の7〜8ヶ月前には以前からある壁のヒビを修理したものの、
酷くなっていた雨漏りは放置していたようです。
「後悔先に立たず」とは、まさにこのことではないでしょうか?
長年一緒に働いてきた大切な社員を、責任者である自らの怠慢で失い、
また、重軽傷を負わせてしまったのですから…。
防げる事故だったことを考えると、とても胸が痛みます。
これをお読みいただいている皆さまは大丈夫でしょうか?
所有する建物の老朽化に気付きながら、
「まぁ、大丈夫だろう…」と見過ごされていませんか?
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