
一)EOという起業家機構の仲間で、お互い会社訪問もしたことがある株式会社LITAの笹木郁乃社長(以下、郁ちゃん)が出版したPRに関する4冊の本をこの度まとめ買いして読んだ。著者を知っているので贔屓目もあるかもしれないが、それを相殺しても充分読み応えのある内容で、とても好感が持てた。
二)郁ちゃん本人にも了解を得たので、私が本を読みながらノートに書き留めた言葉の一部をこちらにご紹介したい。4冊まとめて紹介する。※印はあくまでも私の勝手な所感なので、著者の本意とは相違があるかもしれないので誤解なきようにお願いしたい。
三)『0円PR(日経BP)』P37:クチコミが売上に最も貢献します。経営者が情熱を持って質の高い商品を提供するという基本が問われます。※これは耳が痛い言葉で、私がどれほど情熱を持って提供出来ているのか自問自答した。まだまだだ。
四)同書P196:私が協力にお勧めしたいツールがあります。それは「社長(ないし担当者)がパワーポイントで自作した会社紹介のプレゼン資料」です。※以前は相手先ごとにパワポやWordで作っていたが、今では印刷した会社案内やパンフを渡すだけになってしまっている。また作らねば。
五)『お金をかけずに誰でもできるSNS×メディアPR100の法則(日本能率協会マネジメントセンター)』P29:まずはお客様の声などの実績を発信すること。そして商品やサービスの質を上げ続けること。それがPRの基礎を作る基本です。※出来ていないので早速取り掛かる。
六)同書P133:SNSではあなたが思うことが正解ではなく、見る人が求めていることを発信するのが正解です。※こういう視点は全くなかった。ただ「いいね」の数を見て承認欲求を満たしていただけで、ビジネス的効果や反響は全く別物だ。
七)『説明の上手い人が「最初の1分」でしていること(クロスメディア・パブリッシング)』P29:「自分の話したいこと」を伝えるのはなく「相手の興味があること」や「相手が悩んでいること」に合わせて話すのがポイントです。※これは営業でも人材育成でも必須。
八)同書P161:順風満帆な話ばかりすると聞き手の感情を変に刺激することがあり、なかなか応援されません。一方、苦労話や失敗体験は理解されやすく聞き手の共感につながります。※年を取るほど立場が高くなるほど自慢話をしがち。気をつけなければ。
九)『仕事をしながら1日30分で売上が最大化する「超効率PR」(PHP研究所)』P99:思い切ってショート動画を専門に作る外部の方に依頼したのですが、これが正解でした。今では月に1回だけ半日ほど時間をとってまとめ撮りしてもらい、それを編集で12本くらいに分けて1週間に2〜3本ずつ投稿するスタイルを確立することができました。※これはすぐにやりたい。
十)同書P110:人柄やプライベートな部分を適度に開示する投稿のほうが圧倒的にインプレッション(閲覧数)や反応が伸びています。※確かに郁ちゃんの投稿も全くその通り。著書の内容と実際の行動や実績に矛盾がない郁ちゃんの今後ますますの健闘を祈るばかりだ。