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2017年07月11日
▼私が通っている大学院のクラスで、このたび課題本として指定されている本の中に「ビジョナリーカンパニー�業�躍の法則（ジェームス・C・コリンズ）」があって、私もその本は約15年前に読んだが、もう一度改めて読んでみた。
▼この本をはじめて読んだ時に引いた線もはっきり残っており、読み進めていくと当時とはまた違った感じを受けた。読んだ頃の自分の環境や能力、レベルによって、こんなに感想が違うものかと思った（苦笑）。今回はこの言葉が心に響いた。初めて読んだ時には線を引いていない（苦笑）。
【良好は偉大の敵である】
▼この本は第1章のはじめの1行目にこの言葉からはじまっている。この言葉の後に続く言葉がこれ。つい、うなずかされる。
【偉大な学校が無いのは何よりも良い学校が多いからだ。(中略)偉大な人生を送る人が滅多にいないのはかなりの部分、平凡な人生に満足すれば気楽だからだ。偉大な企業が滅多にないのはまさに、ほとんどの企業がそこそこ良い企業になるからだ】
▼良い学校はたくさんある。良い会社もたくさんある。そして良い人もたくさんいる。でも偉大な学校、偉大な会社、偉大な人は少ない。なるほど、その通りだと思った。
▼「良好」と「偉大」の違いはなんだろうか。それぞれ人によって基準や定義は違うと思うが私の定義はこう。
良好：平均よりも良くて、幅広い支持層を持ち、多くの理解が得られる。
（キーワード）平均点以上・常識的・一般的・標準・最大公約数・無難・安全・期待通り
偉大：ある分野においてダントツで、根強い熱烈な支持層を持ち、多くから尊敬される。
（キーワード）驚異的・常識破り・特殊・超・希少・挑戦的・躍動・期待以上
▼人生はいつも片道切符、どうせ目指すなら【偉大】ではないか。私達は偉大な会社を目指したい。【偉大】を目指すことは決して不可能ではないし、おこがましいことではないと思う。【偉大】とは規模ではないと思うし、業歴も地理も人種も何も関係ない（この本には技術も主要な要素ではないと書かれてある）。
▼目指すは「偉大なチーム」。それは誰からも「出来る、大丈夫、間違いない」と言われる仕事よりも、「絶対出来ない、そんなの無理、不可能、バカ？」と言われる仕事に挑戦するチーム。
↓先月行ったシアトルの世界最大級の航空博物館。
↓ライト兄弟が作った人類初の飛行機（レプリカ）
↓広島と長崎に現場を落としたB29
↓ 最高時速3,529kmのブラックバード
↓今から約50年前、実際にアメリカで販売されていた「空飛ぶ車」
↓博物館から偶然見かけたボーイング社の機体を運搬する列車。 緑色なのは本体がアルミなので劣化を防ぐためにビニールシートが表面に貼られてあるから。
↓ブッシュ大統領(左)と記念撮影(笑)。右は誰か分からない。
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