2018年02月26日

人手不足について


▼昨今、どの業種、どの産業も活況で人手不足がとても深刻。最近では「人手不足倒産」といって仕事はあるけど人手が足らなくて仕事が出来ず倒産してしまう会社があるらしい。この人手不足の中、人材系や紹介系の業種は今までにないほどの売り手市場ではないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼その人手不足の大きな要因として、当然、少子高齢化による影響で確実に労働人口が減っていることもあるが、団塊の世代が一気に定年退職を迎える時期に入るということもあるし、世の中が豊かになり過ぎて働かない人が増えたこともある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼その人手不足を解消するための打ち手としては、女性の積極的採用や登用、シニア層の再雇用、定年の延長、ロボットの開発・活用など様々だ。他にも企業によっては部署の統廃合や省力化・省人化を図って上手くやりくりしていると思われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼また外国人労働者の雇用も以前から言われており、特に最近では外国人の留学生や研修生を受け入れるための組合や団体などがまた増えてきた。地方では考えられないかもしれないが、都会のコンビニでは外国人の店員さんが普通にいる。製造業や建設業でも外国人労働者がかなり増えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼しかし私が思うことは間違っているかもしれないが、この人手不足はそう長くは続かないと思う。なぜならば、その理由は2つある。1つ目は、この人手不足は働く人が少ないだけであって労働人口が少ないわけではないこと。我が国の失業率は2002年の5.36%を頂点に減少しているが、2017年現在も2.89%。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼この失業率の定義は労働力人口に占める失業者の割合を表し、失業者とは仕事はないが、就業可能であり、且つ仕事を探す活動をしていた者を指すとのこと。まだまだ働ける人はたくさんいる。その数ざっと174万人。働けても働いていないだけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼2つ目は、日本人にはまだ働けるゆとりの時間があるということ。実際に日本人はアメリカ人や韓国人、ロシア人よりも働く時間は短い。その上、働き方改革によりもっと残業を減らし、もっと休日を増やして働く時間をもっと短くしようとしている。ならば人手が足らないときは、必然的に一致団結してみんなで仕事をシェアすれば解決する。その余力は充分あるという意味だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼間違っているかもしれないが、この2つが人手不足が長く続かない理由だ。さらに今の特需は東京オリンピックと復興支援事業とアベノミクス政策によるものであり長期間続くものではないと考えた方がいい。だから、今、無理して妥協して「来るもの拒まず」で多くを採用をするべきではないということ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▼私が言いたいのは(目指しているのは)、あくまで少数精鋭であり、大きい会社よりもカッコいい会社、小さいチームで大きい仕事をするような会社なのだ。どこから出てくるか分からないような神出鬼没のスマートでシンプルな会社でありたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓先週金曜日に福山商工会議所で開催された広島県商工会議所青年部連合会の平成29年度役員会と平成30年度役員予定者会議。

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↓役員会の後、アーククラブ迎賓館で開催された懇親会。会場を設営してくれたのは福山YEGの立石委員長率いる渉外委員会。

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↓中締めの挨拶でウケを狙おうとする山田

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↓みんなで記念撮影。平成29年度西川会長、一年間、本当にお疲れ様でした。またありがとうございました。次年度も引き続き御指導御鞭撻の程、宜しくお願い致します。

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