▼8/19に香川県さぬき市にある天体望遠鏡博物館に行ってきた。目的は建物の屋上を天文台にするための小型天体観測用ドームの視察だ。

http://www.telescope-museum.com/

▼この博物館は2017年にオープンした博物館で場所は廃校になった旧多和小学校の校舎をリユースしたもの。望遠鏡も全国から寄贈されたものや廃棄されるのを引き取ったものなど多くの望遠鏡が展示されてある。

▼一昔前までは全国の小学校に望遠鏡が置かれてあったが、今では天体観測する知識を持つ教師も居なければ、観測する時間帯が夜間になるため教師の時間外労働、子供の防犯上の配慮からほぼ望遠鏡を使う機会がなくなったため廃棄する学校が増えたとのこと。

▼これはとても寂しいというか空しいというか・・・。昔、子供の頃、天体望遠鏡といえば欲しくても買えない高嶺の花のようなものだったが、それが今では廃棄処分されるとは。実際に天体望遠鏡の市場は縮小しているとのこと。

▼今年の3月、天体望遠鏡メーカーのビクセン社の重信さんに弊社までお越し頂いて天体観測について講習して頂いた。この時、うちの屋上で実際に天体観測して、星空の美しさと宇宙の神秘さに感動した。

https://www.vixen.co.jp/

▼そのあと4月に私と東京営業所の柴さんは3泊4日の「星空ビジネスセミナー」に参加して「星のソムリエ」と「天体望遠鏡マイスター」という資格を取得した。

https://sites.google.com/site/hoshizoraannaishikakunintei/

▼小生、銀河鉄道999の生粋のファンとしては、星や宇宙、銀河のことについて知れば知るほど気付きやロマン、感慨深いものがあった。私達が住む地球などは宇宙の中では海の中の一粒の砂のようなもの。ましてや人類の歴史などその一粒の砂の上のごくごく一部に過ぎない。

▼星や宇宙を知ることで、自分の生き方や判断、選択が変わることがあるかもしれない。だからたまには夜空を眺めながら日本人じゃなく地球人として宇宙人として思いにふけるのもいいかも。これから屋上天文台を広めていきたい。

↓天体望遠鏡博物館の様子。ここは屋内プール跡とのこと。

↓デカい。

↓全国から寄贈されたり引き取った望遠鏡。 こんな部屋がいくつもある。

↓中世の望遠鏡

↓中には木製の望遠鏡も。

↓この天体観測用ドームをうちの屋上に置きたい。