▼本日3月31日で広島県商工会議所青年部連合会(以下、広島県連)平成30年度の会長職を正式に終える。一年間、本当にたくさんの方にお世話になった。単会会長・県連副会長時代を含めると約4年間広島県連にお世話になった。
▼しかも、この度は広島県連の創立20周年ということもあり、記念式典と県連会員大会を福山で初めて主管するという大きなミッションがあった。
▼いろいろあったが、たくさんのYEGのメンバーに助けられて何とか成功裏に終えることが出来た。本当に感謝感謝の一語に尽きる。
▼この広島県連会長という立場は広島県連の中で最高位で最も大きな権限を持つ者ということではなくて、あくまでファシリテーター役というかプレゼンターみたいな役割だと思う。実際、県連会長は決議権も持っていない。
▼この役目を務めるにあたり、改めてリーダーシップとは何か、イニシアティブとは何かを学ぶ機会を得たような気がする。
▼組織や会社も同じだが、役職にはそれぞれ違う役割や責任、権限、条件などがあると思うし、公の組織であればなおさら公平で明確なものでないといけないだろう。
▼それでは会社はどうだろうか。うちには役職といえば社長以下、係長、課長、部長のほかに、リーダーや委員長などがある。
▼昨年から社内で私を「社長」と呼ぶことを禁止して「さん付け」で呼んでもらっているのは、みんなとの距離感を少しでも縮めたいからだ。うちで他の役職をつけて名前を呼ぶ社員もおそらくいないだろう。
▼うちで役職をつける目的は社内向けと社外向けの二つの側面があると思っている。
▼社内では意思伝達・意思決定の順序と権限を明確にしてムリムダムラを失くして効果効率を最大化させること。
▼社外では顧客や取引先に、うちの社員の能力や立場を明示して、案件や事業の規模や重要度に対する適性を判断・理解してもらうことだ。よく名札に初心者マークや「研修中」と表示するのと同じようなものだと思う。
▼私が広島県連会長を務めたからといって、県連会長としての適性や資質があるかといえばそうじゃないのと同じで、その人が役職に相応しいかどうかはやってみないと分からない。
▼「役が人を作る」という言葉があるが、役職もまさしくその通りだと思う。
▼つまり、うちでは勤続年数や年齢だけではなく、経験や能力、人柄を鑑みて総合的に社内での効率や対外的な効果を考えて、その人に相応しい役職をつけるべきだと思っている。
▼その役職に求められる経験や能力、人柄などを具体的に分かりやすくしているのが、この度から運用する人事評価システムだ。
▼うちのみんなには、そのシステムを活用して、役職の意味や目的、求められるもの、役割、責任、権限、意識、言動などを理解してくれたらいいと思う
↓六本木ヒルズから見た東京タワー。手前では第二の六本木ヒルズ構想があるとか。
↓テレビ朝日の屋上を見下ろす。
↓都会の屋上はまだまだ開発する余地がある。