2020年02月05日

士(さむらい)について

私は昔から男子として士に憧れている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから、たいして勉強が好きでもないのに、中学受験してまで地元に無かった私立男子中学校へ入学し、親元を離れ広島の祖父母の家に居候して通っていた(しかし地元が恋しくなって3年生から地元へ戻り公立中学校へ転校した…苦笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この頃から葉隠や武士道、五輪書、孫子、韓非子、孔子などの本を読み漁っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部活も当然、剣道部。もともと球技が苦手だったこともあったが、士に憧れていたので迷いなく剣道を選んだ。中3のときには福山市大会で準優勝もした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも私の父方の先祖は山間部の田舎百姓だったらしいが、誠におこがましくも父方か母方の遠い先祖は、階級や家格は別として士だったのではと思っている。というかその種の血が私に流れていると勝手に思っている(苦笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京との往復が増えて仕方なくやめてしまったが、習っていた茶道も武家茶道だったし(また習いたいと思っている)、居合道(夢想神伝流)は今でも習っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下着もここ数年毎日、褌(ふんどし)を締めている(褌は「履く」とは言わない)。褌という漢字は軍(いくさ)の衣(ころも)と書くところに惹かれたのもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黙想も毎朝20年以上続けているし、今では奇数月に2回、座禅会に参加させて頂いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この度、最後の士と言われる山岡鉄舟について書かれている「命もいらず名もいらず(山本兼一著(NHK出版)」という本を読んで、より一層、士の生き方に深い感銘を受けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

士魂商才という言葉があるように士の道も経営者の道も通じる部分は多くある。「志(こころざし)」という漢字も士の心と書くではないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の名前も「哲也」ではなく、弓矢の「哲矢」と書くのもまた何か縁を感じずにはいられない(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山岡鉄舟が十五歳の時に己に課して書いた「修身二十則」は現代でも充分通じるものがあるし、こういう世知辛い今だからこそ必要だと思う。

 

一. 嘘を言うべからず
一. 君の御恩忘れるべからず
一. 父母の御恩忘れるべからず
一. 師の御恩忘れるべからず
一. 人の御恩忘れるべからず
一. 神仏ならびに長者を粗末にすべからず
一. 幼者を侮るべからず
一. 己に心よからず事 他人に求めるべからず
一. 腹をたつるは道にあらず
一. 何事も不幸を喜ぶべからず
一. 力の及ぶ限りは善き方に尽くすべし
一. 他を顧して自分の善ばかりするべからず
一. 食する度に農業の艱難をおもうべし 草木土石にても粗末にすべからず
一. 殊更に着物を飾りあるいは上辺を繕うものは心濁りあるものと心得べし
一. 礼儀をみだるべからず
一. 何時何人に接するも客人に接するよう心得べし
一. 己の知らざることは何人にてもならうべし
一. 名利のため学問技芸すべからず
一. 人にはすべて能不能あり、いちがいに人を捨て、あるいは笑うべからず
一. 己の善行を誇り人に知らしむべからず すべて我心に努むるべし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓先日2泊4日で行ってきた初めのハワイ。日本YEG主催のセミナーに参加した。初日は日本総領事館で前泊者懇親会。

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↓二日目は朝からインバウンドとハワイ経済についてセミナー

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↓講師は地元ハワイ・オブ・バンクのシニアバイスプレジデント(日本人)を含めて3人。

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↓終わった後は大懇親会

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↓会場から望む夕日は美しかった。

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