普段、本を読んだり、人から話を聞いたり、SNSや新聞、インターネットなどを見て、いろんな情報や知識、気付きを得られるが、得ているのと活かされているのとでは意味が全く違う。
私は、これまで得た知識や情報、気付きを仕事や人生に活かしているのだろうかと振り返ってみると、到底、活かしているとは言えない。
自己満足しているだけであって自己成長していない。インプットしてもアウトプット出来ていない。
そこでインプットしたものを出来る限りアウトプットするために藁をもすがる思いでこの度読んだ本がこれ。
『学びを結果に変えるアウトプット大全(樺沢紫苑著/サンクチュアリ出版)』
著者は精神科医で、基本18時以降は働かず、年間2〜3冊を出版、毎日メルマガを13年、Facebookを8年、YouTubeを5年更新し続け、月20冊以上の読書、月10回以上の飲み会、毎月2回以上のセミナー開催、年間30日以上は海外旅行へ行かれているとのこと。
インプットの量もハンパじゃないが、アウトプットの量もハンパじゃない。そんな著者が実践しているアウトプットする方法を知りたくて読んでみた。下記は私がノートに書き写した一部。(※印は私の所感)
P19:インプットとは「入力」することで「読む」「聞く」、アウトプットとは「出力」することで「話す」「書く」「行動する」ということ。インプットは「脳内世界」が変わる、アウトプットは「現実世界が変わる」
※私はこの行動することが全く出来ていない。最近ではパソコンやスマホばかり使って「書く」機会も減ってしまった。
P40:「話す」ことが最も簡単なアウトプットです。(中略)読んだこと、聞いたこと、自分が体験したこと。それについて第三者に言葉で話してみましょう。
※これはコミュニケーションにもつながる。ただ自慢話や無駄な噂話にならないようにしなくてはならない。
P44:東フィンランド大学の研究では、(中略)悪口や批判が多い人は、そうでない人に比べて認知症になる危険性が3倍も高いことがわかったのです。
※悪口と愚痴は言わないに限る。こんなアウトプットはマイナスになってもプラスにはならない。
P116:プリンストン大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校の共同研究では(中略)手書きの学生の方がよい成績を上げ、より長い時間にわたって記憶が定着し、新しいアイデアを思いつきやすい傾向にあることが明らかになりました。
※最近では商談や面談でもパソコンでメモすることが多くなった。私の場合、手書きの方が断然早いのだけれど、ただカッコつけているだけだ。手書きに戻そう。
P134:私は朝机に向かい仕事を始めようというときに最初にすることがあります。それは「TO DO リストを書く」ということです。(中略)私が始業の最初に「TO DO リストを書く」のは、1日の中で「最も重要な仕事」と位置付けているためです。
※著者はこれはスマホやパソコンの中ではなくて紙に印刷して常に見える状態にするべきだと言っている。ここはちょっと私は考えが違っていて、紙よりもスマホに入れておく方がいつでも見れるし、印刷した紙を持ち歩くのは邪魔で仕方がない。
P196:本書では80個のアウトプット法をお伝えしていますが、これらの中で最も自己成長につながる「最強のアウトプット法」をひとつだけ挙げると、それは「教える」ことです。
※うちでは研修やセミナーを受講した社員に、後日、社内研修会で講師をさせるのはこのためだ。本人も学びを深められ、みんなも学びが共有できて一石二鳥。
P220:自分の「感情」を積極的にアウトプットすることで、様々なメリットが得られます。たとえば「笑う」「泣く」といったことです。
※笑うのはいいけど泣くのはいやだな。笑顔には緊張を緩和してストレスを解消する作用があり、笑顔を作ると10秒で緊張が緩和してハッピーな気持ちになれるとのこと。これは是非心掛けたい。毎朝、身支度しながら口角を上げる癖をつけよう。ただ、いやらしいニヤニヤした顔にならないように注意しなくては。
P226:睡眠はアウトプットにおいて極めて重要。大前提として考えるべきです。(中略)「喫煙」と比べても「睡眠不足」のほうがはるかに健康に悪いことは意外と知られていません。
※ちなみに睡眠不足とは6時間未満をさすとのこと。睡眠不足は効率を下げるだけではなく、癌のリスクが6倍、脳卒中のリスクが4倍、心筋梗塞のリスクが3倍になるらしい。
他にも実践的で効果的なアウトプットの方法がたくさん書かれてあるので、やる気があればご一読を。うちの社員はラックス文庫に置いてあるので是非読んでみてほしい。
↓去る3月17日に開催された福山YEGの卒業式。まずは荒木今年度会長の挨拶から。
↓新型コロナウィルスの影響により自粛ムードの中を厳重な対策の下、厳粛に開催された。
↓荒木会長から卒業証書を授与
↓今年度お世話になった北ジュニエコサミット委員長から花束を。
↓YEG活動の思い出を語らせて頂いた。
↓そして最後に卒業生を代表して挨拶をさせて頂いた。
↓横藤田OB会会長からも祝辞を頂いた。
↓11名の卒業生のうち5名が出席。荒木会長を囲んで記念撮影。