2022年04月02日

怒らないことについて

今日、これまで読んだ本の中で心に留めておきたい言葉を書き綴ったノートを、引っ張り出して読み返してみたら、改めて気付くことがあったのでここに紹介したいと思う。













それは2011年2月13日に読み終えた本で『怒らない技術(嶋津良智/フォレスト出版)』という本。ついこの前に読んだ気がするが、もうあれから11年経っている。
以下※印は私の所感。













P28:命と時間を大切にする人の人生は成功する。ところが命と時間を浪費する行為があるのです。それが「怒り」という行為です
※私は生来、短気・単純・単細胞なので、これまで命と時間をかなり多く浪費してきたと思う。これだけは今から取り戻せない。














P59:怒るか怒らないかを決めるのはあなた自身です。目の前の出来事には何の意味もありません。その出来事に対して意味をつけているのは自分自身だからです。
※まったくその通りだと思う。怒るか怒らないかだけではなく、悲しむか悲しまないか、笑うか笑わないかを決めるのも自分自身だ。














P76:情報に一喜一憂するのはやめたほうがいい。なぜなら自分で見聞きした事実でない限り、人から伝え聞いた情報は間違いかもしれない。単なる噂を真に受けて怒ったりイライラするなんて本当に時間の無駄です。
※同じ出来事でも、見た人によって受け取り方も違うし、伝え方や言い方も大きく違うので、一人から聞いただけではなく、複数の人から聞いた方が感情的に左右されずに済む。














P90:「晴れたら喜ぼう。雨が降っても喜ぼう。何があっても喜ぼう。それが繁栄に繋がる」
※これは金言だ。常に心掛けたい。













P135:とにかく完璧を目指さないことにします。自分で自分に完璧を目指すと自分もつらくなるし、相手に完璧を求めると、出来ない相手に対してイライラする元になります。
※ついつい、自分が思ったことや決めたこと、言ったことは完璧を求めてしまう。しかし、そもそも完璧の基準や尺度も曖昧で、ぞれは自分の気分や感覚に過ぎないことを肝に銘じたい。














P172:意に添わないことが起きたとします。そんなときの対処法として私がよく使うのが「これはちょうどいいや」と口に出してみることです。これは事実をポジティブに捉え直す魔法の言葉です。
※11年前にこの本を読んでこの言葉を知ったはずなのに全く使っていない。これから積極的にこの言葉を使いたい。














P175:出会いとは奇跡です。皆さんは約63億人いると言われている全世界の人と一人一秒ずつ会ったとして全員と会うまでに何年かかるか知っていますか?実は約200年もかかります。日本人だけに限っても約4年かかります。一人一秒のコミュニケーションなどはありえないわけですから、毎日いろいろな人との何気ない出会いすべてが実は奇跡に近いものがあります。
※いろんな会合やセミナー、イベントに参加して、初めて出会う人たちはすべて奇跡ということ。ましてや名刺交換できる人たちは奇跡の中の奇跡。これからはこの気持ちを忘れずに参加したい。














私は基本、一度読んだ本を読み返すことが少ないので、心に響いた言葉はノートに書き留めておくようにしているが、そのノートでさえ読み返すことがなかった。














これからはノートに書き留めた言葉を読み返して、自戒・内省も含めて改めてこのブログに紹介していきたい。

 
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