2023年09月01日

整える習慣について

1)この度、勧められて読んだ本に書いてあったことは、ぜひうちのみんなにも実践してほしいと思ってこちらに紹介したい。その本は『整える習慣(小林弘之著/日経BP)』。著者は医師であり、プロスポーツ選手のパフォーマンス向上を指導されているので信ぴょう性は大。














2)本書はパフォーマンスを上げるために、整えるための習慣を心・技・体についてバランスよく具体的に書かれてあり、且つ、自律神経など医学的に根拠ある内容なので、継続して実践する価値は充分あるし期待できる。以下の※印は私の勝手な所感。














3)「シャツは白一択」:考える必要のないことについては徹底的にルール化しオートマチックにしてストレスを軽減すること。(※これはユニフォームも同じ。私服とは違って、そこに個性とか自由度とか種類の多さはかえってパフォーマンスを下げるということ)














4)「帰る前の片づけ」を儀式にする:わずかでもコンディションを乱している状態で出社したらデスク回りが散らかっている状態が想像以上のストレスとなります。そうなると自律神経はさらに乱れ、その日の仕事のクオリティは確実に落ちます。(※だから常日頃の整理整頓は大事)














5)「ゆっくり静かに伝える」:自律神経を整え、自分のコンディションを保つコミュニケーション法として「ゆっくり静かに伝える」はオススメです。これを意識するだけでストレス要因は圧倒的に少なくなり自律神経が乱れる機会を減らすことができます。(※私は早口なので気をつけたい)














6)「入浴法。お湯は39度、全身浴5分+半身浴10分」:最初は全身浴を5分。首には自律神経を司るセンサーがたくさんあるので、首までつかってじっくり温めると、それだけ体の状態は整ってきます。(※私は今まで45度のお湯に入っていたので早速改善)














7)「1日2杯ブラックコーヒーを飲む」:セロトニンやドーパミンの分泌量を増やし、抗うつ効果があることも分かっています。(中略)コーヒーは大腸の蠕動運動も刺激するので腸を温めることができれば一石二鳥で腸の活動をサポートできます。(私は真夏でもホットのブラックを飲んでいる)














8)「感謝するほど自律神経が整うものはない」:「今日も一日ありがとうございました」と心の中で唱えているとき、人は誰でも、ゆっくりとした、深い呼吸になっています。体の中では交感神経が徐々に下がり、副交感神経が高まってきて「休息モード」「睡眠モード」にスムーズに切り替わっていきます。その流れのまま眠りにつくのですから睡眠の質が高くなるのも当然です。














9)「落ち込んだら迷わず階段を上り下り」:メンタルの問題をメンタルで処理しようとしてはいけないのです。(中略)体を動かすことで血流がよくなりますし、疲れない程度に階段を上り下りすると、そのリズミカルが動きによって副交感神経が高まり、自律神経のバランスはよくなります。














10)コロナ禍や働き方改革、食品や電気代の高騰など、不可抗力な外部要因で生活習慣が急激に大きく変わってきている昨今、メンタルもネガティブになりがち。この本を読んで他にも参考になることがたくさんあるので、みんなには是非一読をすすめたい。

 
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