1)私は自分で運がいいと思っているし、自分には家柄も能力も学歴も無いので、運だけはいいのだと自分に言い聞かせている。どんな悪いことがあっても「この程度で済んだのは運がいいからだ」と考えるようにしている。
2)だから普段も「ここで運を使うのはやめとこう」とか「運を貯めよう」と考えながら選択や意思決定している。ただ、もっと運が良くなるような行いなど全く出来ていないのが反省点。そこで面白そうな本を見つけたので読んでみた。『科学がつきとめた運のいい人(中野信子著/サンマーク出版)』
3)書名からすると若干スピリチュアルな印象を受けるが、著者は東大卒の脳科学者で医学博士でもあり、統計や実験、医学的な知見が盛り込まれており腑に落ちる内容。私がノートに書き留めた一部を紹介したい。小難しい専門用語の科学的な根拠は省略した。※印は私の勝手な所感。
4)「運のいい人は世界の中心に自分をすえる」「新しい何かを身につけたり、得たりしようとするのではなく、すでに自分に与えられているものを生かしきるのです。これが運のいい人になるための近道のひとつです」※これは自己中心的にということではなく自分を大切にするということ。
5)「プラスのイメージに特別な根拠はいりません。根拠のない自信さえあればいいのです。そのほうがプロジェクトが成功する確率が高まるのです」※このことを証明する実験の記載は割愛するが、私の場合、根拠のない大きな自信に襲われて失敗するがそれは経験だと思っている(笑)。
6)「運のいい人は『運がいい』『ツイている』と声に出して言う」※実は私も30年以上、毎朝声に出して言っている。「私はできる。私は必ずうまくいく。私はとても運がいい。私は必ず成功する。私は絶対勝つ」
7)「運のいい人は自分のストレスレベルを上げる」「人は平穏無事、安心、安全な状態にいるときよりも、適度なストレスがかかっているときのほうが力を発揮できる」「運がいい人はあえてリスクのある道を選ぶ」※私もこれに似ているが周りの理解や同意を得るのがとても難しい。
8)「運のいい人は品のある行動をとる」「運のいい人はライバルの成長も祈る」※私は全く出来ていない。品のない言動ばかりで、いつもライバルに打ち勝つことばかり考えているので、せっかく運が貯まっても、これで相殺されているような気がする(苦笑)。
9)「運のいい人は不安と上手につきあう」「不安は人が生きていくうえで必要な機能とも言えます。不安があるからこそ人は備え、工夫し、努力できる一面があります」※会社を経営しているといつも不安はつきもの。経営者こそ不安から逃げずしっかりと向き合う必要がある。
10)「運のいい人は具体的な目的を持つ」「運のいい人は目的や目標を自分なりのしあわせのものさしで測る」※私も19歳のときに人生の目的や目標を具体的に紙に書き、今もずっとその実現にむけて取り組んでいるし、それが当社の経営理念やMISSION、VISIONになっている。
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