2023年12月21日

会社の休日について

1)どの業界も人手不足は、今後より一層深刻になりそう。特に運送業、建設業、コンビニ業界では人材の獲得競争が激化しそう。またそこに多種多様な求人媒体や採用コンサル、人材紹介会社、転職斡旋会社などが派生して入り乱れて、より複雑さや困難を極める感じがする。















2)また、いわゆる「2024年問題」も控えているので、各業界、各社とも戦々恐々としているところ。業界によって打ち手は違うと思うが、建設業において当面は労働環境の快適化、DX化、休日の増加、時短、外国人雇用などが挙げられる。














3)人材に関しては目先、小手先のことをやると、あとから高い代償を支払わないといけなくなるので、その点は慎重に自社が求める人材像を明確にして、決して諦めず妥協しない根気と強気が求められると思う。うちが求める人材像はこちら https://lucks-recruit.studio.site/















4)採用を妥協したり間違ったりすると、社内でコンフリクトを起こしたり、チームワークを乱したりして他の良い人材を流出させてしまう。また社外では顧客の不信感を買ったり、仕入先や外注先と関係性を損ない会社の信用を落とす場合もある。














5)ただ会社側も都合の良いことばかり人材に求めてもいけない。会社側も良い職場、良い処遇、良い環境を整えなればならないと思う。当たり前だけど、良い人材は良い会社に集まるのだ。自社の人材に不満を持つ前に自社の職場環境や社風を振り返ったほうが良さそうだ。














6)うちでは来年(2024年1月)から年間休日を増やし、地元建設業界では実質トップクラスの休日数を確保する(当社調べ)。ただ休日を増やせばいいというわけではない。そのためには生産性をあげなくてはならないし、社員一人ひとりのスキルアップも求められる。














7)間違えてはならないのは、休日数を増やすことが目的ではなくて、あくまで、うちの経営理念、VISION、POLICYの実現が目的であり、そのために整えなくてはならないことや、必要なことを一つひとつ積み上げていくのだ。休日数はその一つの指標に過ぎない。














8)休日数を増やそうと思えば、具体的には帳票や書類の電子化、現場施工管理の省力化、業務の可視化と標準化、積算見積の効率化、外部折衝時間の低減、移動時間の削減、属人化の防止、工程の簡略化など。















9)会社として休日数を増やすということは、お客様に迷惑をかけず、利益を確保しながら生産時間(営業日数)を減らして生産量(売上)を増やすということ。これはそう簡単なことではないし、かなり難易度が高いと思う。でもいつか越えなければならない壁なら早いほうがいい。















10)そのために来年から新しいことに積極的に挑戦していく。実験のつもりでたくさんやって、良いことは続けて、良くないことはすぐにやめる。成功も失敗も早いほうがいい。失敗は結果ではなく成功への経験なのだ。

 
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